ミェンミェンを知ろう! 2 〜焼きそばりうまかブルース〜

時は西暦2021年2月、人類は皆、戦いに飢えていた!

オンライン大会の参加枠は瞬く間に埋まり、アイアンマンチャレンジに挑む者が増え、スマブラ界は大いに賑わっていた。

これは、それすら知らないスマブラ界の敗北者の話である。

プリン「矢板谷!今月ずーっと寝てばっかじゃない!自粛してるのは分かるけど、折角家で運動出来るゲームもあるんだから、運動したらどうかしら?」

矢板谷「え〜、面倒くさ」

プリン「ん?(にらみつける)」

矢板谷「ア、イヤ、ナンデモナイデス…。」

プリン「はあ…全く、そんなんじゃミルタンクになるわよ?少しは運動した方が良いと思うわよ。」

矢板谷「別にミルタンクになっても大丈夫やろ。何か問題になる訳でもないのに。」

プリン「果たしてそうかしら?(ニヤッ)」

矢板谷「え?」

プリン「アンタは自称全アイドルが好きなプロデューサー。当然、可愛い女の子がいっぱいいるし、ハンサムな男性もいる訳じゃない。そんなアイドル達のプロデューサーが、こんなだらしない男で大丈夫だと思う?」

矢板谷「うっ、それは…。」

プリン「本当は薄々思い始めてきてるんじゃない?自分ももう少し身だしなみを気にしよう。って。

矢板谷「お、仰る通りで…。」

プリン「体、動かしなさい。格好良いプロデューサーになる為にもね。」

矢板谷「かしこまりました、プリン様。」

プリン(プロデューサーって言葉に弱いのかしら?まあ、運動してくれるなら何でも良いんだけどね。)



やあ、元気だったかな?矢板谷ですわよ。

今月一度も運動していない事実を突きつけられ、運動することを決意したのは良いんだが…。

悲しいかな。体の大きさが災いし、遊具という遊具が遊べなかった…。

童心に帰って楽しく遊ぼうと思ったのだが…。歳を感じるってこういうことなのかもね。

仕方がないので子どもたちの元気な姿を横目に、アスレチック施設の中を一周してきました。

が、これが結構足に来る!

坂を上り下りするだけでも十分な運動になる!ワイの足はパンパンや…。

以外にも早く疲れが溜まった(日頃の運動不足)ので、早めに昼食を取ることにした。

フフフ…ここの噂は聞いたぞ。焼きそばが売ってあるとなぁ!

麺料理好きのワイが食べないまま帰るなんて有り得ない!

是が非でも食べたいところ!

という訳で、ワイはここ大町のアスレチック施設にある、あ〇〇み茶屋(これならバレへんやろ…。)で焼きそばを購入したのであった!

一体どんな味なのか…いざ、実食!

まず、食べる前に、タッパーにぎゅうぎゅうに詰められたそれを見たとき、ワイは目を疑った。

なんと、焼きそばにかけられていたのは、青のりではなく縦長に刻まれたのりであった!

青のりが合うのは分かるが…普通ののりは合うのか?

とにかく、食べてみないと分からないな。いただきます!

どれどれ、早速のりと一緒に…。

う、うまか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

何だこの旨さは!ソースの濃さが、のりの旨さを引き立てている!

これは青のりでは出せない旨さだ…こんな旨い焼きそばがあったとは…。大町、恐るべし!

しかしこの焼きそば、ソースが非常に旨い!

程良く濃い味…完全にワイの好みや!

これは白飯が欲しくなるところだが…。こんなこともあろうかと、塩むすびを用意しておいた!

これでワイは無敵や!米と焼きそばの合わせ技、行くぞおおおおおおおおおおおおおお!

パクッ

うまあああああああああああああああああい!!!!!

やはりワイの想像通り!米との相性は抜群であった!

これならいくらでも行ける!箸が止まらねぇぜ!

紅しょうがも良いアクセントになって旨い!

お野菜もコンビニで売り出されてるのも納得の旨さ!程良い甘さが麺の濃さとマッチする!

気付けば残りわずか…。後は少し濃い色をした麺のみ!

何故ここだけ色が濃いんだ?まあ、食ってみるか!

パクパク

こ、これは…!

おこげだああああああああああああああ!!!

ソースが固まって色が濃くなっていたのか!

ただでさえ濃いめの味が、更に濃くなって旨い!

ヒャッハァ!もう我慢出来ねぇ!残りの塩むすびを口に放り込むぜぇ!喉を詰まらせないように、少しずつなぁ!

おこげと米のミラクルマッチ、開戦!


ばーりうまか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

もう…旨すぎるよ…。こんな所に、こんな旨い焼きそばがあったなんてな…。

全てにおいてパーフェクト!そんな旨い焼きそばでしたわ…。

大満足です。ごちそうさまでした!




以下、おまけ(ワイのこと以外は全てフィクションです。)

矢板谷「ふぅ〜旨かった!どれ、もうちょっと楽しむとするか…ん?」

このアスレチック自慢のスライダー!皆も乗って楽しもう!

矢板谷「お、おおお、ス、スススライダーか。こ、怖くは無いけど!乗りたいとこだけど!あいにく重量オーバーしちゃってるから乗れないなぁ!いや〜残念残念!ナハハハハ!!」

少女「あれ?そこの人、乗らないの?」

矢板谷「え、あ、ワイか。いや〜、乗りたいんだけどね、ちょっとね…。」

少女「もしかして…怖いの?

矢板谷「いやいやいや!!決してそんなことは無いよ!?ただちょっと重量オーバーしちゃってね!重量オーバーだよ重量オーバー!!」

少女「ふ〜ん(ニヤニヤ)、重量オーバーなんだぁ(ニヤニヤ)」

矢板谷「……」

少女(ニヤニヤ)

矢板谷「……うがああああああああああああ!!!やる!やるからニヤニヤしないでくれええええええええええええ!!!!!」

という訳で、インストラクターの方に乗り方を教わり、挑戦するが…。

矢板谷「の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!お゛こ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!!」

早すぎぃ!?待ってこれ意外と長い長いあああああああああああああああ!!!!

矢板谷「ハァ…ハァ…いや…結構…キツい……。」

少女「あれ?どうしたの?怖くないんじゃなかったの???(クスクス)」

矢板谷「いや…これは…その……ちょ、ちょっと想像以上に早かっただけだ!こ、これ以外なら大丈夫だ!うん!」

少女「へぇ〜、じゃあ、あれやってよ。」

矢板谷「あれ…?」

丸太で出来た、単純に登り降りするだけのアスレチック。

矢板谷「な、な〜んだ!あれなら大丈夫だ!よ〜し、早速やってやんよ!」

そう言いながら登り始める矢板谷!しかし、日頃の運動不足が、大きな災いを招くことになる!

矢板谷「意外と早く頂点に着いたな…。よし!後は降りるだけd」

ヒネリ

矢板谷「お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!腿が!腿がああああああああああああああああ!!!!!」

少女「あれあれ?どうしたの?大丈夫なんじゃないの???」

矢板谷「つった!つったつった!!!痛い痛いい゛た゛い゛!!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」

少女「つったの?腿を?これでつる人なんていないよ?wwww」

矢板谷「ひぃ!ひぃ!あがぁ!」

少女2「え?ww何あの人www丸太に馬乗りになってるwwww」

少女3「本当だwwwウケるぅ〜wwww」

矢板谷「き、貴様ら…人をおちょくるのもいい加減に…!」

メスガキ「こんな大勢の女の子に笑われてぇ、恥ずかしくないのぉ?」

矢板谷「う、うぅ…!」

メスガキ2「何も言い返せないとか、悔しくないのぉ?」

矢板谷「メスガキがぁ…!分からせ、分からせてやるぅぅ……!」

メスガキ3「普段から運動してないからでしょぉ?ざっこぉww」

矢板谷「あ、あぁぁ…!負けて、たまるかぁ…!」

メスガキ「「「ざぁこ♡運動音痴♡毎日引きこもり男♡変態ロリコンヨッシー♡上体起こし0回経験者♡マラソン大会最下位経験者♡リフティングが2回以上出来ない人♡」」」

矢板谷「おっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!(絶頂)」

分からされました。大町最高!!

※ご愛読ありがとうございました。矢板谷先生の次回作にご期待下さい。


2021年2月23日 16時42分に投稿

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