10月30日 勝ち筋

スマメイト 4日目

スマメイトに参加してから初の週末を迎えた。平日のみスマブラを行う自分にとって今日が今週のスマ納めというわけだ。

今週の戦績は41戦21勝 レート1520
正直、この結果には大変満足している。目標として1600を掲げ始めたスマメイトだが最初は1400をキープする事が最初の壁になると思っていたのでこれは嬉しい誤算だ。

しかし、試合の結果に満足しているが「内容」に関しては満足していない。特に本日の試合に関しては特にそう思っている。

本日の試合はどれも【良い試合】だった。互いに持てるスキル、知識、技を出し切りぶつかり合った。これについては何の不満も無い。大満足だ。

では、何に満足しなかったのか?
それはレートに関係なく接戦した末に自分が負けた全ての試合において「1番警戒するべき技に仕留められている」事だ。

1番悔しかった試合は今日の対アイスクライマー戦だ。
相手は自分よりも格上で立ち回りでは完全に負けていたが、自分の配信に良く来てくださる視聴者にアイクラ使いの方がおり、以前いくつかアドバイスを貰っていた事が功を成し、なんとか食いつく事ができた。

1戦目は完敗だったが2戦目はヨッシーの怪力(横スマぶっぱ)と上記の対策のお陰で勝利を手にする事ができた。

そして縺れた3戦目。
マップは終点、アイクラのシンギュラリティ※が最も活性化するマップだ。危険極まり無い。
※シンギュラリティ
(AIが人知を超える事。アイクラの切離技術が相方に意思が芽生えた様に見える為、命名された。出典:ぎょっき堂)

ただ勝ち筋がない訳ではない。
相方を切離し撃破すれば本体の復帰力・戦闘力は大きく低下する。後は崖展開でひたすら外に投げれば勝ちだ。

試合は上記のプロセス通りに進んだ。
互いにラスト1ストック。大きなダメージは負ったが妹の撃墜に成功した。
終点にはヨッシーとアイクラ本体のみ。圧倒的に有利な状況だ。
ヨッシーの火力ならば何かしらの空中攻撃かスマッシュが入れば撃墜できるだろう。
しかしその焦りがピンチを生んでしまう。大技の隙を取られて崖外へ飛ばされてしまったのだ。ヨッシーの重さのお陰でバーストは免れたが崖を背負ってしまった。

崖展開から早く復帰しなくては…
自分はただ感情的に大ジャンプをヨッシーに命じた。いや、命じてしまった。

ジャンプをボタンを押したと同時に自分の直感が敗北を伝える。

アイクラは相方との連携プレイには気をつけなければいけない。ただそれだでは無い。空中攻撃はどれも高火力。特に空上は…

気づいた時にはもう遅い。
ヨッシーと同高度にジャンプすると同時にアイクラの鎚がヨッシーを打ち上げる。

お立ち台にはヨッシーは居ない。
居たのは仲良し2人組だ。

敗北。それ以上に後悔という感情が自分を支配した。

何故、ジャンプしてしまったのか?
何故、1番選択してはいけない択を選んでしまったのか?

その答えは、自分の【勝ち筋】の中に相手の勝ち筋を拒否する、いわば負け筋を潰すという思考がなかったのだ。

振り返ってみると自分の勝ち筋には相手を倒す為の思考しか無く、相手の勝ち筋を去なす思考はなかった。

勝ち筋とは相手の弱点を突くと同時に相手の特技を去なす思索の事だったのだ。

自分のプレイは前々から不安定だと良く言われていたがその原因が【去なす】勝ち筋を持たなかった為だとはっきりと理解した。

例えるならばカッターだ。切れ味はあるが衝撃を受けたらあっさり折れてしまう文具の様な勝ち筋。

今後は切れ味だけではない、鍛えた大剣の様な強度も必要だと解らされた。

悔しい敗北だったが、今後の成長の大きな足掛かりになったのは間違いない。

アイクラの槌はヨッシーを打ち付けたが同時に自分の勝ち筋という名の刃も打った。

鍛えてくれてありがとう。
次に会う時は、【名刀†勝ち筋†】になっておく。

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2020年10月31日 03時08分に投稿

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