VIPマッチをしているときに尿意を感じた。
試合が終わるまで持たなそうだったため僕は屈伸をしてトイレへ向かった。
きっと何ストックか落とされているだろう。そう思っていたが、画面を見てみるとそこには無傷の僕が立っていた。あろうことか、相手はこんな僕を待ってくれていたのだ。
今がチャンスなのでは?
自分が生きていた喜び。待ってくれた相手への感謝。これらの感情より先にこの発想に至ってしまったことを悔やんでも悔やみきれない。
神の悪戯か、相手のリドリーはステージ端に立っていた。
僕は...彼を殺した...
それからというもの、僕は今でも試合中にトイレに行くことをやめられずにいる...
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