ネガキャンはなぜ悪なのか?

ネガキャン。自分のキャラを弱いと言うこと。蔑むこと。これは、基本的には良くないこととして界隈で認知されていることは、言うまでもない。


ではなぜ良くないのか?



それは「見ていて不快だから」。


ではなぜ不快なのか?おそらくそれは、ネガキャンをしている人たちが、努力をしていないように見えるからだろう。



どのファイターにも、少なからず強みはある。


それらの強みには目を向けず、弱いところばかりを吐出し、自らの努力を怠っていると周りから“見なされる”からだ。


決してネガキャンを行っている「本人はそのつもりがなくても」、そう見えてしまう。


さらにそのネガキャンをしている使い手が、スマブラ界隈のTwitter全体で見たとき実力が並程度だった場合、もしくはそのファイターで多くの結果を残している人がいた場合(ガノンドロフ等はこれにあたる)、より“努力を怠っている”として周りの反感を買うだろう。



では、ネガキャンを行っている人がプロ並に強かった場合も仮定してみよう。これはどうなるのか。


これも、お咎めなしというわけでは決してない。


しかし自分より強い人(知識と経験のある人)に対して「甘えてネガキャンしないでください」なんて言える人は、一部を除いてはほぼいないであろう。


であればどうなるのか?答えは簡単、人が離れる。もっと砕けた言い方をすれば、ファンが付かなくなる。


プロ並にまで強くなれば、その動きを参考にしている人は必ずいる。さらにその人たちは同じファイターで強くなろうとしている人たちがほとんど。

その人たちの多くが、このファイターに未来はあるのかと悩んでいることだろう。


そんな層が、自分のファイターのネガティブな話を聞きたがるわけがないのである。


しかし本人に言えるわけもないので、そっと側を離れると言うわけだ。

配信などをしていればより明白に数字として現れるだろう。


しかし原因を誰にも指摘されないので、本人も一切気づかない。そうして知らず知らずのうちに大きく損をしてしまう。





これがネガキャンが界隈全体でよくないとされる理由だ。


では、反感を買わないようにネガキャンをする方法はないのか?

わたしなりに考えてみた。


ひとつは、ネガキャンにプラスの文章を付け足すこと。


たとえばアイクを使っていて、鈍足であることをTwitterでネガキャンするとしよう。

ツイートするとき、「足が遅い」という文章に、「リーチでカバーできればいいんだけど」と付け足す。


先程も記したとおりネガキャンが嫌われる理由は、ほとんどが努力の欠如、言い訳として見なされるからだ。


であれば、マイナス(ネガキャン)にプラス(努力、工夫)を付け足して打ち消してしまえばいい、というのがこの方法である。




二つ目が面白おかしくする方法だ。


これが一番わかりやすい人物としてらくちんしさんを挙げさせていただくとしよう。


彼は、「カムイよわ」という内容でコラを作成したり、カムイ弱いとツイートをした人に対して「焼き肉おごってあげる」と返信するなど、ユーモアに溢れたネガキャンを日頃から行っている。


本来ネガキャンは嫌われ人が離れる要因になるはずが、彼の場合はそれが比較的少なく、むしろそれらの行為によって人を集め、彼自身のアイデンティティーとなっているのだ。

驚くべき事例であり、尊敬すべき姿勢であろう。


このように、“ネガティブ”な部分をおもしろおかしくしてしまうことでぼやかすことも、一種の方法としては有効なようだ。


他にもあるかもしれないが、そのなかでもこの二つが最も有効かつ実行しやすいのではないだろうか?




しかしこれらのことを意識しても反感を買うことは数多くあるだろう。

もちろんネガキャンしないことが最も良いのだが、本気で取り組んでいる以上使用しているファイターに多少の不満が出てきてしまうことは誰にだってある。


それを吐き出さなければ収まらないときがあることも、一人のガチプレイヤーとしては頷けるところだ。


であれば、批判を買わないようにネガキャンする上で最も気を付けなければ時と場所なのではないだろうか?と私は思う。


スマメイトや大会の時は、多少のネガキャンを許されることだろう。

なぜなら、本気で取り組む勝負の場であるからだ。くじけそうなとき、ついネガキャンをしてしまう心理はガチプレイヤーならおおよそ理解できる。


だがフレンド戦や、配信、ほかあまり仲良くない人たち(窓などの対戦で初対面の相手等)と戦う場合、話は変わってくる。


もちろんそれらの場所では本気で戦わないようにしようというわけではない。


フレンド戦は楽しむため、配信は参考にするため、などそれぞれポジティブな要因を含んだ場所であるから、控えた方がよいのである。


そこでネガキャンばかりしていれば、いずれ人が離れることは避けられないだろう。




結論として、ネガキャンはやはり自身にも周りにもよくない影響を及ぼすものだが、やり方や状況によってはその影響をある程度打ち消すことができる。


もしネガキャンしてしまうことを他の人から指摘されたり、スマブラでネガティブになりすぎて悩んでいる人は、明日からこれらを意識してみてはどうだろうか?


という提案をもって、本記事の締め括りとさせていただきます。


最後まで呼んでくれてありがとうございました☀️🐯





2021年4月5日 08時25分に投稿

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コメント

2021年4月5日 14時42分

キャラネガは人間の感性からすると意味不明。皆様の大半はレプティリアンなどの人外だとお見受けする。

2021年4月5日 21時11分

なるほど〜