「さぼり」がモテに繋がるのは疑いようもない事実

さぼりには上手い下手があると思うが、正直言って自分はさぼりにかなりの自信がある。
そこでさぼりのプロを自称する私が、皆さんに今最も熱いさぼり方を教えよう。
まず必要なことは、「今私は○○をしていたんです」と言えるようにしておくことだ。
しかしさぼり慣れていない人はこれが難しい。
今最も熱いさぼり方はここを楽にしてくれる。トイレだ。
「今私はトイレしていたんです」この文章を暗記し暗唱できるようにしておけばいい。簡単だ。
あとは実際にトイレに行き個室に入り一通りさぼってから何食わぬ顔で席に戻るのだけ。
もし、今どこへ行っていたんだと言われた時はさっきの文章を暗唱しよう。
いつものように個室に入り携帯をさわりトイレをでる。
あるとき問題が起きた。
個室から出たタイミングが悪く、トイレには私以外にも人がいたのだ。
このままトイレを後にすれば、この男はうんこをした後、流しもしなければ手も洗わない男だと思われてしまう。
幸い会社のトイレは便座から離れて数秒経過すると自動的に流れる仕組みになっているのでうんこ流さない男の汚名がつくことは免れた。
後は手を洗うだけ。落ち着け。
深呼吸して丁寧に石鹸で手を洗う。丁寧すぎたかもしれない。額には冷や汗が流れていた。
額に汗を流し、丁寧に手を洗う男。
特大うんこをして手にうんこがついてしまったんだと思われたに違いない。
この経験があり、トイレさぼりは完璧な形へと進化した。
個室に入り一通り携帯を触り終わったらウォシュレットを使用し石鹸で手を洗いトイレを後にする。
うんこしていなくても、自分以外に人がいなくてもだ。
日によっては4回ほどトイレさぼりをする。
そのたびにうんこもしていないのにウォシュレットを使用し石鹸で手を洗っている。
気持ち悪いだろうか?いいや、清潔な男だ。
モテには清潔感が大事だというのは何度となく聞いたことがある。
そして私調べだが、モテには長所を伸ばすより短所を改善した方がいいらしい。
容姿がよくファッションがダサい人は服にお金をかけた方がいい。
逆にオシャレだが肌がボロボロの人は服にかけるお金をスキンケアにあてた方がいい。
「清潔感」と「短所を改善すること」
この観点から見るとやはりトイレさぼりがモテに繋がるのは疑いようもない事実だ。
なぜなら、世の多くの人は肛門が汚いからだ。
肛門が汚いという短所を、改善どころか一気に清潔感にしてしまう、それがトイレさぼりなのだ
普通は日に一回、風呂に入るときに洗う。
多い人でもうんこをしたタイミングでウォシュレットを使うレベル。
しかし私の場合はどうだ、うんこしていなくても日に4回は肛門を洗うのだ。
今最も肛門がきれいな男グランプリがあれば間違いなく優勝できる。
そこまで考えたところで大きな壁が現れた。
例えば初めて女性と会うことになったとき、どうやって肛門の清潔さをアピールすればよいのだろう。
ストレートにアピールすればよいのだろうか
「僕は日に4回うんこしていなくてもウォシュレットを使用しています。清潔感あるでしょう?」
よいわけない。ストレートにアピールしてよいわけない。
あー、どうやってアピールしよう。
そんなことを考えて小一時間。本日まだ仕事に手を付けておりません。
今から頑張るからさ、今日のさぼりは水に流してよ。
トイレだけに。

2021年11月4日 10時37分に投稿

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