麻婆豆腐、唇。

麻婆豆腐が無性に食べたい。


丸美屋のアレを。


今日は一日、麻婆豆腐でご飯をいっぱい食べてやろう。



クツクツビチビチ



う~ん、たまらない、この音。





さぁ、美味しそうなマーボチャンが出来上がったじゃァないの…♡



「いただきます」



私、"好きな女の子のタイプは?"と聞かれると非常に困ってしまうのだ。


これといった偏りがないもので。


しかし最近こう思うようになったのだ。



一人でご飯を食べるときでも「いただきます」を言う子が好きなのかもしれない” と。



私はそういったところで誠実さを感じる。


誠実で、尊敬できる女性にこそ、私から最上級の𝐿𝑂𝑉𝐸...を捧げたいのだ。




話が逸れた。


麻婆豆腐の話でしたね。


「いただきます」





   ピキ







唇が割れた。


そうだな、単刀直入に言うと、唇が割れた


もう少し簡潔に伝えるとすれば、唇が割れたのだ。


こ、この、この私が、”麻婆豆腐を食べる一口目に” だ。


どうだこの情けない顔。


話が逸れたどころの惨事ではない。


緊急痴態宣言発令中である。


もうみんな見ないでくれ。





しかし世の中、背中とお腹というものは取って代わることができないのだ。


つまりはそういうことである。




行き場のない悲しみを、残りの麻婆豆腐にぶつけるとしよう。











2021年12月7日 17時02分に投稿

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