トゥーンリンクの立ち回り方個人的まとめ

まず攻めとして、「バクダンを持った状態で近づく」というのが攻めになる。


スマブラSPは基本的にガードやらジャンプやら回避やらをしていれば大抵の攻撃は防げるようになっているが、バクダンを使えばそのどれもに対して、一応見てから反応できない速度で高いリターンを取れる。

とりあえず地上のその場回避とか前回避後ろ回避に対しては適当にタイミングを散らしてバクダンを投げていけばいずれ当たる。近い距離ならバクダン投げを見てから回避とかできないはずなので(できないはずだよね?)先読みで回避を置くしかなくて、それなら容易に狩れる。

ジャンプに対しては適当に空中に投げてもいいし、着地際の数フレームの隙を狙って当てても良い。


問題はガードなんだけど、一応「バクダン上投げ→即その場掴み→上投げ(→空上)」というコンボが存在するので、バクダン所持からは素早く掴みが出せないとは言えこの高火力な上投げコンボを根拠に一応崩しが成立するんじゃないかと今考えている。

具体的にはまずバクダンを持っている状態で相手に近づいて行って、「バクダンを見てから防ぐことができない」状態にする。ここに入った時点でバクダンを投げるかどうかの読み合いがある。投げる頻度が高いほど相手のステップや技置きや回避にリスクを付けることができて、投げる頻度が低いほどガードやジャンプにリスクを付けることができるバランスが重要である。相手の過去の行動によってバランスを変えていく。

もしバクダンを持っている状態でガードの目の前に来たら(来れそうになったら)、新たな選択肢が発生する。バクダン上投げである。当然ここでも表択として、バクダンを投げるとか投げずに様子見するとかいう選択肢はあるが、どれもガードに対してリスクを付けることができない。唯一(今のところだけど)ガードに圧をかけることができるのがバクダン上投げである。バクダン上投げからその場掴みまでは30F以上あるので見られてからまた読み合いが挟まるんだけど、それでもバクダン上投げによって「次のその場掴みのリターンが倍増する」という効果がある。しかもその択が通っていれば相手はガードを張っていて動きが不自由なはずなので、いくらトゥーンリンクが近距離やや弱めと言ってもここまで展開が作れればかなり期待値で勝っているはずである。その後は満を持してその場掴みからコンボをキメてもいいし、拒否して回避するのを読んで狩ってもいいし、この展開になること自体を拒否しようとするならその前の段階でバクダンを当てに行ける。


ということで、上記の理屈で「待っている相手にはバクダンを持って接近すれば、期待値で勝てる」のではないかという仮説が立っている。簡潔に言えば、バクダン自体がローリスクハイリターンな物体なので、これを使えば有利な読み合いになるはずだ、という話。もちろん投げてなくなったら終わりだけど。


そんなわけで「バクダンを生成して攻め込む」という勝ちパターンができた。この展開を何回も作ることができれば勝てるはずだ。どうやってこの展開を作るか。


まずバクダンを持っていないときは、どうにかして生成する。気を付けるのは、生成するときに背負うリスクの量が、生成したことによって得られるリターンの期待値を上回ってはいけないということ。バクダン一個あたりの期待値は何ダメージくらいか? 1コンボ20%くらいだとして10回に1回くらい当たってる気がするから、1回につき2%くらいとするか。ざっくり。バクダンを生成するときに隙があるが、その隙に食らうダメージ量に食らう確率を掛けて2%を超えるんなら、それは分の悪い賭けである。

幸いトゥンリには他にも飛び道具がある。矢とブーメランである。これらを撒くことで有利な展開を作ることができる。一応矢とブーメランにはそれぞれ固有の読み合いが既にあって(矢ヒット後にDA差し込みかそれ以外かの択をかけたり、上ブーメランで相手のジャンプを落とした後ちょっと着地狩りっぽくなったり)、それはそれでやるんだけど、その中に「有利なうちにバクダンを生成する」という択がある。例えば本来なら矢で怯んでもその後走り込めばバクダン生成より先に殴れるのに、矢のあとDAで追撃されると思ってガードを張ってしまったが故にバクダン生成が通るとか、その逆とか。

まあざっくり言って、バクダン以外の技で一回微有利な展開を作ってから、その中で生成するのが良さそうだという話。


次に生成後の話。バクダンが爆発するより前に相手に接近する必要がある。ここにも矢とブーメランが使える。矢とブーメランで怯ませたりあとバクダンを投げるぞという圧で相手の動きを制限して、相手の位置を特定してフレーム的にも有利を取りながら距離を詰めていく。


そしてバクダンを使ったらまた下がってさっきに戻る。また矢を打ち、ブーメランを打ち、DAを打ったり打たなかったりして、どっかでバクダンを生成する。バクダンを持てたらまた矢とブーメランを盾に接近して、近づいたらバクダンを投げたり投げなかったりして行動を抑制して、いよいよガードの前に立ったら上投げするかどうかの読み合いをして、上投げしたら掴みをするかどうかの読み合いをする。どこもかしこも読み合いだけど、総合すればだいたいこっちに有利な読み合いになっているはずである。



長くなってしまった。

要は矢とブーメランを布石にバクダンを作って、作れたら矢とブーメランで近距離に持ち込んでバクダンと掴みの読み合いをやる、終わったらまた生成に戻る、というループなんじゃないかと。そういうキャラなんじゃないかと思った。延々矢を打って待つんじゃなく、相手が慎重なようならちゃんと崩す手段を取っていく。バクダンという最強のアイテムを根拠に、相手が待つならガンガン攻めていくんじゃないかと思った。ちょっと手順が多すぎるような気はするがまあ上手く読み合いを回していきたい。


あとまあこれもあくまで勝ち筋というか戦法のひとつの側面というだけで、取りこぼしたものがまだたくさんある気もする。例えばバクダンを持っていてラインがないときに相手を飛び越えながらバクダンをZ落としするとなんか強そうな展開になる。考えること無限にあるなあ。


2021年12月22日 02時16分に投稿

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