青森のご飯が美味しすぎても〜うすぅ〜んごぉいのぉ♡ ⁡

みなさんは「大間のマグロ」をご存じだろか?
私はご存じでない。
ネット調べると以下のように書かれていた。
黒いダイヤと呼ばれるクロマグロ。「通称:本マグロ」。 津軽海峡で水揚げされるマグロは、天然の本マグロです。 特にここ大間町で水揚げされたマグロは最高級品で、「大間まぐろ」というブランドネームで、全国に知れ渡っています。
ふむ。確かに「大間のマグロがすごい」というのは聞いたことがある。が、実際に体験したことがない、実際に食べたことがないという意味で、ご存じであるとは言えない。
実際に大間のマグロを食べ本当の意味でご存じるために青森県へはるばる一人旅にやってきたというわけだ。
富山から6時間以上かけて青森についたのだが、青森駅から大間に行くにはさらに3時間ほどかかる。
そのため昼は青森駅周辺で済ませることにした。
冒頭で大間のマグロについて文を連ねたせいで、青森にはマグロしか有名なものがないと思われたかもしれないがそんなことはない。
みなさんは「いちご煮」をご存じだろうか?
私はご存じでない。
ネットで調べると以下のように書かれていた。
「いちご煮」というなんとも不思議なこの名称。
これは、お椀に盛りつけた時に、乳白色の汁に沈むウニの姿が「朝靄の中にかすむ野いちごのように見える」ということから名付けられました。
海の恵みを受けたウニとアワビの料理に「いちご煮」という名をつけた風流な遊び心。そして、日本料理で供される贅沢なお吸い物として仕上げたことで、現在では晴れの席やお正月には欠かせない料理となり、今や、青森県を代表する郷土料理として認知されるようになったのです。
ふむ。聞いたことがない。初めて知った。
しかしどう考えても美味しそうである。
ウニとアワビのお吸い物ぉぉ?美味くねぇわけねぇよなぁぁ?
うん!美味しくないわけないよ!僕が保証する!
自問自答した結果、お昼は、今や青森県を代表する郷土料理として認知される「いちご煮」を食べることにした。
実食!!!
五感を使って頂こう。まずは目で味わう。
「朝靄の中にかすむ野いちごのように見える」というのが名前の由来らしいが、これは確かに朝靄の中にかすむ野いちごのように見える。気がする。
そもそも野イチゴというものがどういう見た目をしているのかわからない。
その上「朝霧の中にかすむ」なんていうスーパーオシャレ風流優雅100%な形容詞までつけられると全く想像できない。
むしろ「いちご煮」を通して「朝靄の中にかすむ野いちご」を知れたと言ってもいい。
次は耳を使う番だが、もう食べたいので省略する。
実食!!!
一口目はアワビ、二口目にウニを食べる。
んんん!!
アワビとウニのゴージャスな味わいがストーレートに脳天を突き抜ける!
調理法がシンプルなだけに素材の旨味がこれでもかというほどに暴れまわっている!
落ち着け!このままでは口の中の覇権をアワビとウニに握られてしまう!
このまま次の具を口に運ぶわけにはいかない...汁だ!汁で一度休息を取ろう!
ぐはぁっ!!!
やられた...!汁こそ本命!!
ウニとアワビの旨味が溶け込んだ汁はこの世の何よりもミルキーで旨味のTNT爆弾!
とぼけた顔をして、まさに自分こそがこの世で唯一の人畜無害な生物ですよという佇まいでいることで、無警戒に自分を口へ運ばせ、口に入った途端TNTを起爆する!
こうしていちご煮は今まで種を存続させてきたんだ...!
今やこの地球上でいちご煮に勝る生物は存在しているのだろうか…
地球が誕生して以来数々の生物が絶滅してきたが、、このように、、進化してきたから、、いちご煮は...!!
食物連鎖の頂点であるはずの人間。
そのさらに上に立つ存在、それがいちご煮
あぁ…もうだめだ...目の前がうねっている…
まるで…海の中にいるように…
楽しい音楽が聞こえてきた…
たくさんの女性の声も聞こえてくる…
楽しい...楽しいよ...もしかして...ここが...竜宮城...!!
玉手箱を開けると目の前にあったはずのいちご煮はきれいさっぱりなくなっていた。
俺のいちご煮を返せぇぇぇーーーー!!!!!
こうして今から私のいちご煮を奪ったであろう鬼を退治しに鬼ヶ島へ行って参ります。
応援よろしくお願いいたします。
青森の旅 Day1 お昼ご飯パート ー完ー

p.s
これいちご煮を食べる前に、なんなら青森に行こうと計画を立てた段階ですでに文章書いてたんだけど、いちご煮を食べる為に予約して来た店で言われた衝撃の一言
「ただいまいちご煮はやってないんですぅ〜。」
はい、いちご煮食べれてないです。
でも他の料理全て美味しかったよ。まじで。

2022年1月7日 13時56分に投稿

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