日記

sp発売日から5年経った。

本気でスマブラに打ち込んだのは今作からで、それまでは友人の中でそこそこ強い程度の位置だった。

オンラインを始めたのは発売して3ヶ月くらいだったと思う。

自分はspを買った日からスマブラの練習を欠かした日は恐らく20日もない。物理的に触れない日以外は、どんなに忙しくても、時間がなくても最低でも20分は時間を作って錆びつかないように努めてきた。

時間のある日はそれこそ狂ったように、時間が許す限り動画を見たり、トレモに籠ったり、実戦したりしていた。


結論から言うと全部無駄だった。

注ぎ込んだ時間ならspに限れば、自分より多い人間は恐らく3%もいないと思う。

負けた相手のプレイ時間を見ても自分より多いプレイヤーは1人も見たことがない。

しかし実力は上振れて1700、通常1500〜1600程度しかない。

プレイ時間は最上位でも、実力は中堅下位程度。

自分には何が足りないのかを考えたとき、才能以外の答えを必死になって探していた。

自分は才能がある方だとは最初から思っていなかった。何をやっても並以下だった自分が、スマブラだけ才能があるなど都合の良いことを考える程お花畑ではない。

才能は練習次第で覆せると始めた当初は考えていたが、才能がある人間も練習はするのだ。誰よりも頑張れば誰よりも高みに行けるわけではない。最終的には才能のある人間が才能のない人間を下す。

勝負の世界である以上分かり切っていたことなのに何故そんなことが分からなかったのか。もしくは目を逸らしていたのか。


レート2000を目標にしていたが一生達成できる気がしない。単純に才能のある人間に追いつくのに時間が圧倒的に足りない。1歩進むのに四苦八苦している間に他は2歩も3歩も進んでいる感覚。

上位勢は対策したり対策し返されたり、新たな戦法や開拓を取り入れているにも関わらず、自分はその遥か下で進んで退がってを繰り返して先に進めない。

誰でもレート2000行けるという話もあるが、才能かない場合、時間が無限に注ぎ込める人間に限るだろうし、注ぎ込めても一握りだけしかいけないだろう。いけなければ努力不足で一蹴されるだろうし、無責任な言葉だと思う。


自分は才能がない上に脳のキャパも少ない為、一取り入れれば別の一が抜けていく。苦手キャラの対策が進まないのもそれが原因だと思う。スネーク以外は苦手キャラが頻繁に変わる。こっちを対策すればあっちが疎かに、あっちを詰めればこっちが疎かに、という水漏れバケツのようなものだ。

自分の弱点は、受け身が取れないこと、考えすぎで行動に遅れが出ること、思考と操作が一致しないこと、恐れから行動が中途半端になること。才能があれば躓きそうにないものばかりに思う。


レート2000達成に必要な最たるものが才能、生まれ持ったものであり、それが無い人間は1日30時間の鍛錬という矛盾が必要になる。才能がない人間が2000を目指すことがそもそも間違いであるということに気付くのに5年もの歳月を費やしてしまった。

才能のなさから目を背けて無駄な努力を積み重ねてしまったのは、才能ある上位勢の甘言を真に受けてしまったから。真を見る目がなかったから。才能のなさは努力で埋められると信じていたから。

5年間ほぼ毎日スマブラをしてきた才能に恵まれない人間の現時点での答えがこれだ。

惰性でやるか、引退するか、真実から目を背けて上を目指して頑張るか、どうなるか分からない。


joe
2023年11月18日 13時39分に投稿

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コメント

2023年11月21日 10時43分

お気持ちものすごくわかります。
自分もほぼ同じようなもんで、メイト初めてもう4年たちますが、めちゃくちゃ調子よくて1700後半ってのを一生やってます。
あくまで自分の場合なんで話半分に聞いておいて欲しいですが、正直何度もアカウント消してその都度スマブラに関わらないと心に決めてるんですが、結局戻って来てしまいます。たぶん、「本気で何かに打ち込んでいた自分」を捨てるのが怖いのかなと、自分なりに自分の心理を考察してます。だから、スマブラを超えるぐらい熱中できる何かを見つけないと引退は難しいので、本気でストレス貯めない程度に緩くスマブラと付き合う方法を模索して行かないといけないのかな、と最近は思っています。長文、失礼いたしました。

seg
2023年11月27日 21時09分

わかる