スト6からの帰還 大海を知る

日本の夏 蝉の声 。
いま静かにして 木の下に宿れるなり 。
我が心 その宿れるなりと同じき 
安き心にある。
行ってきます。

「おかえり。」

スマブラの声がした。
オンライン利用権を一月分購入する。
潜るのはVIPではなく、スマメイト。
なぜなら特別な存在だからです。
スマメイト起動。
ルールチェックで詰む。
ホロウバスティオンって何だ。

対戦開始。
相手強すぎる。
覚悟はしていたが、
レベルが上がりすぎている。
レート1600踏めたらいいな程度に思っていた。
10余戦行い、結果はレート1400。

調子に乗っていた。
ここまで浦島太郎状態だったのか。

ここで自分のキャラ投票が済み、勇者になったことに気づく。
しかし相手の投票仕方が分からず、キャラのアイコンをタップ。

!気付き!

え、最高レートの人で1600後半とかなんだが。
 
泣そう、環境初期も初期だったのである。泣

1600踏めたら猛者である。
自分の思い違いに気付き、胸を撫で下ろした。
ああ、ぼくの費やした2800時間は、無駄ではなかったのだ。
ぼくは安堵し、腱鞘炎の限界が来ている両手を動かし日記を書く。

ここでふと口をついて出た言葉。

「ありがとう、スマッシュブラザーズ。」


そしてぼくは、ストリートファイター6を起動するのであった。



2024年7月24日 13時49分に投稿

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