Official髭男dism 「Same Blue」

気持ちの整理がつかないままの朝に

散らかったそれを鞄に詰め込んだ

やっぱり僕は あなたの前の僕は

渡したい言葉なんて渡せないまま


1人の夜に中身を広げようとして

胸の奥がひりついてたまらなかった

好きな想いが あなたを好きという想いが

あまりにも嵩張ってたから


近くで遠い日々に目眩がした

落ち込んで浮かれての寒暖差に

染められて増えていた この重みを

絶対に離したくないと

胸は痛いくせに そう叫んでしまっていた


春の中 あなたを見た

見惚れていた 夏模様の中で

移ろう街と逆に 青のまま募る心

秋の空 雪が混じった その全てがとても似合っていた

よそ見する暇もない忙しい世界を 走るように恋をしている

あなたという季節の中で


足りないものを少しでも減らそうとして

力んで余計にいくつも増えたりして

やっぱり僕じゃ あなたを好きな僕じゃ

釣り合いたがる資格もないよなあ


あれだけ用意した伝えたかったこと 色んな自分に邪魔をされた

鞄の中で揺れ 拗れてさらに膨れ

傷跡にさえなれずに

隠し持った想いたちが

溢れることを選んだ日は ちゃんと届けたい

あなたの心の中へ


春の中 あなたを見た

見惚れていた 夏模様の中で

移ろう街と逆に 青のまま募る心

秋の空 雪が混じった その全てがとても似合っていた

よそ見する暇もない忙しい世界を 走るように恋をしている


青のまま濁って澄んで 大きな未熟さを背負って

明日も息を切らしたい あなたのいる目まぐるしい世界で

あなたという季節の中で


2024年12月29日 09時45分に投稿

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