「私、大きくなったら絶対ダイオウくんと結婚する!」
そう君が言っていた日々が懐かしい
いつからだったろうか
君は今や無気力になってしまい、腕二本を伸ばしてガードを割ることを忘れてしまった
そして僕も、そんな君に憤りを覚え始めた
昔は、世界大会で活躍する君を見て、憧れを感じていた
だが、徐々に君は辛くなった
SNSで叩かれる日々、自分より強いキャラの台頭に
そして君は壊れてしまった
腕は壊れないかもしれない、いや、実は一度修理を受けている
その時、大きく劣化してしまったのだ
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