BGM
ツーソンのテーマ(ボーイミーツガール) MOTHER2 ギーグの逆襲サウンドトラックより
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参戦キャラの作品とか思い入れとか徒然なるままに書きます。
スマforの対戦面(性能とか)についても語るかもしれませんが、語らないかもしれません。
そういうのが好きじゃない人はブラウザバック推奨です。あと作品のネタバレがあるかもしれないです。
第1回はMOTHER2から参戦のネス。
キャラの性能が好きというより原作ファンで、RPGでは一番好きな作品。MOTHER2だけでも10周以上はしたはず。
悔しいことにリアル世代ではなく、MOTHER1+2から入った(後に遡って実機でもプレイしました)。
当時、キューブ+アドバンスという雑誌を買ってもらっていて、特集と特集の間の広告で発売を知った。
一面真っ赤な背景に、等間隔で並ぶドットのキャラクターやらSMAAASH!の文字。よくわからないけど映画っぽいタイトル。そして「大人も子供も、おねーさんも」とかいうよくわからないけどなんかいい感じのキャッチコピー。
どんなゲームか知らなかったけど、やる前から絶対面白いっていう確信を持って買ってもらったゲームの1つだった。しかも予約すると「どせいさんストラップ」がもらえるとのことで、なんかよくわからないけどかわいかったので欲しくて予約してもらったのを覚えてる。
プレイしたら、やっぱり最高に面白いゲームだった。
1からやろうと思ったけど、家出てすぐのおじさんが強すぎる上、マップがやたらどこにでも行ける仕様のせいでなかなか難しくて、先に2からプレイした。
2のビジュアルはとにかくカラフルでポップだった。すごくかわいいドット絵。もうキャラクターだけじゃなくて、建物とか木とかすらかわいい。
ストーリーも単純ながら、その単純さを分かった上であえて採用してるようなとこがあって、それがまたよかった。
メタ的視点をかなり含んだゲームなんだけど、そのバランス感覚が絶妙というか。あとなんか変。
例えば、RPGってストーリー上今こっちに行かれると困るから行けないようになってるってことがお約束の1つになっている。普通は無難に通行止めとかが多いけど、マザー2ではなぜかタコの形をした鉄の塊が道を塞いでる。で、ちょうどよくタコけしマシンとかいう発明品が出来たり。
テキストもなんか変で、1つ1つが面白くて、モブキャラでも味のあること言ったり、ちょっと展開が進むとテキストが変わっていたりしてね。このテキストがまさに糸井重里節。
あと結構怖い(というか不気味?)シーンも多かった。自分はよく言われるムーンサイドよりデパートのかいじんが怖かった。というかフォーサイドは全体的に怖い。
キャラもほんと面白いキャラが多い。敵キャラすら面白い。
個人的に好きなのはゲップーっていうボスで、スマforでは水色ネスのTシャツがゲップーのデザインになっている。素晴らしいデザイン。
すごい汚くてはえみつが大好きでどせいさんをさらって工場で働かせている悪いやつなんだけど、なんかすごい好き。
修行して「かえってきたゲップー」に改名して再度立ちはだかるところから、スタッフも絶対気に入ってたと思う。
ああでも、あなのぬしもすごい好きだった。5匹ともなぜか自分を5匹中3番目ぐらいに強いって主張してきたのは謎だった。
音楽も素晴らしい。その上ストーリ上でも重要な要素になっててこれがまたグッとくる。
作曲者は敬称略で鈴木慶一と田中宏和。
鈴木慶一さんはゲーム音楽畑の人ではなく、映画音楽とかCM曲で有名な人。バンドもやってるけどそっちはかなりマイナーかも(失礼)。
わかりやすいので言うと、ビートたけしの座頭市の音楽とか、CMだと聴いてアロエリーナ(古い?)とか有名なんじゃないかなと思う。
田中宏和さんはやばい。スマブラに出てるキャラだとマリオ、メトロイド、ダックハント、パルテナの鏡、ドンキーコング(FCの方)、ロボット(サウンド)、ドクターマリオ、ゲムヲ、FE等他にもいるかもしれないけどそのぐらい色んなゲームの音楽を作った人。あとアニポケの曲も作ってたはず。すごすぎる。
まあそれは置いといて、ほんとにいい音楽が多い。その中でも一番のおすすめはBGMに挙げた「ツーソンのテーマ」。
2番目の町のBGMなんだけど、すごくあたたかくていい音楽だと思う。ホルンのソロが切なくも柔らかく感動的。
何年か前にNHKで「恋する雑貨」っていうすごい素敵な番組がやってたんだけど、その番組のBGMにも使われていて、この製作スタッフ分かってる!ってなった。
これがオネットのステージBGMに入ってないのが本当に残念。
攻略本のこだわりっぷりもすごい。
初代MOTHERの攻略本は旅行のガイドブック形式になっていて、実際はゲームに関係ない街の面積とか人口とか、ダンジョンになってる動物園の休園日まで載ってるくらい無駄に作り込まれてる。
MOTHER2もすごくて、ネスの日記として、1人称視点でネス自ら自分の冒険を語っている。読み物として読んでもかなり面白い。
特にすごいと思ったのが、マップの表現。普通にタウンマップがあるような普通の町(オネットとか)はタウンマップが載っていて、ダンジョンとかはネスの手書き風になっている。
それがまた活発な男の子らしいちょっとアバウトな地図なんだけど、三人目のともだちの天才科学者ジェフが仲間になると方眼紙でマップをきれいに書くようになる。この辺の徹底ぶりは他の攻略本ではまず見られないと思う。
そんなわけで家にはどせいさんを筆頭にたくさんのマザーキャラが住んでいる。
プライズで一時期すごいたくさんのフィギュアが出て、それをコンプするのがかなり大変だった。おかげでその頃UFOキャッチャーの腕前がかなり極まってた。
でもゲップーのぬいぐるみとかも出てかなり嬉しかったのを覚えてる。ふわふわのゲップーはなんだかちょっときもちわるいけれど。
初代マザーについても触れときたい。
初代マザーが2と比べて特に優れてるのはストーリーだと思う。2ではギーグよりもポーキーに主眼が置かれてるように感じるけど、1こそギーグっていうラスボスが輝いてるし、その周辺の話もかなり切ないものがある。マジカントの設定も2より切なくて、「エンディングまで泣くんじゃない」というキャッチコピーがぴったりだと思う。
あとマザーの意味が2より深い。
最近はガチ部屋でちょこちょこ練習してるけど難しい。
スマブラのネス難しくないですか?リーチ短いしPKファイアーも隙多いしなんかいろいろテクに名前付いててよくわからないし。
特にリーチの長いキャラにはなかなか攻撃当てられない。
個人的にB技のエフェクトもあんまり好きじゃない。もっと原作寄りの幾何学っぽいほうがカッコいいと思う。
反対に空前とか空後のエフェクトは超能力って感じが出ててすごくカッコいいと思います。
ネス好きだしいつかは使えるようになりたい。特に当てるキャラがいるわけじゃないんですけど。
まだまだ書きたいことはあるけど、とりあえずこんな感じで終わりです。
ガチャン ツー ツー ツー
>あるふぁ~さん
マジカント行ってパワーアップしてきます
俺も最近になってMOTHER2をVCでやり始めました
とても深くて一つ一つが奇妙で面白いですね!本当に引き込まれちゃいます
ちょうど少し前にゲップーを倒したばかりだったので、話が出て少し嬉しかったですww
やってて本当に楽しくてネス使いになりそうなくらいなんだけど、俺もなかなか使えないです
>りゅんさん
MOTHER2本当に面白いですよね!もう町中の人に話しかけるのが楽しくて仕方ないし、道具も変なものばっか出てくるし。
人だけじゃなくて看板とかも面白くて、オネットで看板があるからなんだろうって思って近づいたら「こんな町外れまで遊びにくるのはやめよう。そよ風運動の会」とか。
ゲップーはなんか憎めないですよね。はえみつを貪り喰ってる様はすごい浅ましいけど、それで倒しちゃうのがなんかかわいそうで真面目に戦ってあげたりしてました。
次は砂漠越えですね。にっしゃびょう対策でぬれタオル買っておくのがおすすめです。
まだまだ色んな面白いことが起こるのでぜひクリアまで楽しんでください!
ネスのPPとHPあがれば勝ちますよ