【Advent Calendar 2016】バグの報告とスマブラのトリビア【12月20日担当】

目次
【概要】【未修正バグ】【修正されたバグ】【トリビア】【あとがき】


【概要】スマブラのアドベントカレンダーの場を借りて本作品で発見したバグと雑学を提供する。

アイテムのものが多い傾向にある。バグ自体は何度も発見され、何度も修正されてきた。オンラインの環境で修正できる良い時代ともいえよう。
確かに、バグ0の状態で売り場に出されるのが1番なのだがそれは無理だろう。ゲームを作るのは人間だから。
前もって書いておくが、筆者は「スマブラ勢」ではなく「マリオカート勢」である。
スマメイトもアカウントは作ったがこれは夏に参加したウメブラで試合回数を少しこなすためだった。ゆえに今はここで試合はしていない。
スマブラもマリオカートも愛用キャラクターはマリオだ。この作品のマリオは強いので嬉しく思う。
1on1、チーム戦、乱闘、ホームランコンテスト、フィールドスマッシュ、スマッシュボンバーなどどこをとっても安定している。


【未修正バグ】未修正のバグを箇条書きで列挙したいと思う。
・カスタマイズパーツ「スケーター」をつけた状態でしゃがみ歩きをすると右向きの時だけ挙動がおかしい。
左向きの時はブレーキがかかり通常の匍匐速度になるが、右向きの時は速度そのままで匍匐移動することになる。

・アイテム「ドルフィン爆弾」を風や水で押し出して着弾点を変更すると地面に到達したはずなのに爆発しないことがある。地形を貫通しそのまま消滅する。
なお、3DS版では1度着弾点を決めたら押し出しても変化しないというバグがあったがいつぞやのアップデートで修正されWiiU版と同じ挙動をするようになった。
ちなみに、マリオのポンプと相性が良いアイテムでポンプで押し出すことで着弾点、上昇点を任意調整できる。
ドルフィン爆弾は一定時間経つか、使用者以外の誰かと接触すると上昇するため不意をついた撃墜も狙える。

・アイテム「タイマー」で全体スローの効果が発動している時に誰かが場外に落ちると全員効果がなくなる。
全体スローのみが対象で自分スロー、通常スロー効果では誰かが場外に落ちても効果が続く。

・アイテム「タイマー」でスローの効果を受けても、Sフラッグの掲げる時間と打撃武器のスマッシュホールド時間は変化しない。
打撃武器を持っている時はとっさの牽制ができるので迷わずホールドするといい Sフラッグはかなりのチャンス目になる。
ただし、全体がスローになっている場合は打撃もフラッグも影響を受ける。

・3DS版ステージ「レインボーロード(通常)」の回転パイプエリア中央で転がってきたキャリアーつき箱を反射すると地形をすり抜けて箱が落下する。
よくある地形の判定すり抜け、壁抜けの一種。探せば他のところもある。ライラットクルーズなど。
ちなみに、回転パイプエリアはステージ右側に壁がある。壁にぶつかってからミス判定がでるケースがある。

・アイテム「ビートル」が壊れるタイミングにあわせて攻撃をあてるとビートルが壊れているのにも関わらず消滅しない。
地面に着地すると消滅する。スマブラXのバグとしてあった壊れない箱と同じ原理。

・アイテム「ジェネシス」を持っている状態で倒れ吹っ飛びとなり、
攻撃ボタンを連打して最速で倒れ吹っ飛びから立ち直ろうとするとジェネシスを構えたまま落下する。
本来、ジェネシスは使用時キャラクターがその場静止し一直線にビームを放つアイテムだが、
この場合落下しながら撃つことになるのでビームが徐々に下にずれていく。
もっとも、倒れ吹っ飛びになっている段階で場外にいる可能性が高いのでそのままミスにつながる可能性があるとんでもないバグ。

・アシストフィギュア「ドクターライト」の攻撃をシールドで防いでも10%のダメージを受ける。
なお、シールドは1発で割れる。カスタマイズで防御を上げていれば受けるダメージは減らせる。

・フィールドスマッシュの持ち込みアイテム「ボムへい」の仕様が通常アイテムのボムへいと異なる。
ボムへいの所有者の攻撃でも発火する。通常アイテムのボムへいは自分の攻撃では発火しない。
例:ボムへいを持っているマリオがスーパーマントをすると結果が異なる。持ち込みアイテムのボムへいは爆発する。

・キャラクター「シュルク」の横必殺ワザ「バックスラッシュ」が地面についたあとに風や水で場外まで押し出すと
ワザが終わるまでシュルクが空中に浮遊し続ける。全体フレームの長いジャンピングバックスラッシュが確認しやすい。
シュルク側はワザ終了後最速入力でアピールを出せる。アピールコメントのあるオンラインでは一発芸として有用。

・時間を1/16以下にしてマリオが地上でスーパージャンプパンチを繰り出すと上昇できずしりもち落下になる。
スマブラXの頃から残っていたバグ。ちなみに1/16はトレーニングモードで時間1/4とアシストフィギュア「シャドウ」を組み合わせるとできる。

・アシストフィギュア「ギラヒム」において特定条件で飛び道具を反射するフラグが立つ。検証困難なので条件は不明。

・誰かが撃墜をした瞬間にポーズ画面に移行すると撃墜者の蓄積ダメージ表示付近に出てくる炎のエフェクトが画面に残る。
明らかに不自然な位置に炎が残るので写真を撮るときは撃墜瞬間以外でポーズを押すと良い。
【修正済バグ】ネットを見てまわった限り紹介されなかったバグの中で修正されたバグを箇条書きで列挙したいと思う
なお、いつのアップデートかは不明である。
・コイン制乱闘のスコア計算方法 札のスコアが間違っていた。
修正前:銅貨+1 銀貨+3 金貨+6 札+6
修正後:銅貨+1 銀貨+3 金貨+6 札+10

・マリオのポンプの向き
そのまま使用すると下向きになっていたものが正面になり 何もしなくても遠くへ飛ばせるようになった。
カスタマイズワザ「熱湯ポンプ」と「強圧ポンプ」は修正されていない。

・カスタマイズ装備「食べると--アップ」系の効果時間永続化
効果を得ている間にミスをすると次食べ物を取るまで永遠に効果を得られるバグ。
食べると無敵は該当しない。WiiU版ではキャラクターが光り続けるので判定可能。
3DS版は光も消滅する(他人からは判断できない)ためかなり凶悪だった。

・アイテム「POWブロック」のシールド貫通効果
POWブロックは地上にいる相手全体を攻撃するアイテムだが、修正前はシールドで防いでも浮かされてしまう現象があった。
シールドをしているところにPOWを投げ、強制ジャンプでシールドを解かせ攻撃を加える戦法は修正され廃止。
現段階ではシールドをしていれば浮かされることはない。
【トリビア】知っておくとマメ知識として自慢できる美しく無駄な(?)雑学たちを紹介 当然、スマ知識には載っていない
・メニュー画面の操作
簡単なことなので気づきやすいことだが、メニュー画面はAとBボタン以外でも操作できる。
決定ボタンはXとR(ZR)、キャンセルボタンはYとL(ZL)にも割り振られている。

・3DS版で初期バージョンを遊びなおす
SDカードなしでプレイすると最初にセーブしないで遊ぶかどうか聞かれた上で初期バージョンをプレイできる。
今あるキャラクターがどのように変化したか見比べるのに役立つかもしれない。

・ハンデ「オート」の計算方法
人数によって若干異なる
2人:1位+20%,2位-20%
3,4,5人:1位+20%,2位以下-10%
6人:1位+30%,2位以下-10%
7,8人:1位+30%,2位+10%,3位以下-10%
チーム戦はチームの順位ではなく、個人としての順位でハンデがつけられる
自分のチームが勝っても、全体での順位が低ければダメージは減らされる

・ハンマー、ジェネシスの捨てる
使用すると捨てることができなくなる「(ゴールデン)ハンマー」と「ジェネシス」だが、倒れ吹っ飛び状態になった時は捨てるチャンスが出てくる。
倒れ吹っ飛びが終わりキャラクターが回転し始める瞬間にアイテムを捨てる動作を行えば、持っているアイテムを手放せる。
これを知っているか否かは、万が一場外に放り出されてしまったときの生存率が大きく変化することになる。
ちなみに、スマブラDXで全てのフィギュアを回収するためにはこの知識は必要。
スマブラDXのスマブラ拳で説明されていた内容でもあるため知っている人も多いかもしれないがトリビアとして記述する。

・カスタマイズ装備「クイック脱出(掴まれ、痺れ、凍結などの拘束時間が短縮)」の効果
1つつけるだけでも拘束時間が半分になる便利な装備だがアイテムの「ボスギャラガ」と「ビートル」は対象外となっている。
アイテムありの乱闘では誤解を招かないように注意が必要。

・ダメージ%の色に関する不具合
ダメージを受けるたびに白から黄、赤に黒(っぽい赤)へと変化する蓄積%表示。
ハンデにおける%設定と体力制のHPの設定では、40%の色がやたら濃く、80%や100%のほうが色が薄い。

・ドラグーンとジェネシスの同時完成可能アップデート
Ver1.1.5よりドラグーンとジェネシスが両方とも「同時に」完成できるようになった。
旧バージョンではどちらかが3つのパーツ全てが場に出ている時にもう片方の3つ目のパーツは出現しないようになっていた。
なお、スマッシュボールが出ている場合はドラグーンとジェネシス両方とも完成できない(3つのパーツが出現しない)。
同様に、どちらかのパーツが3つとも出ている場合はスマッシュボールが出現しなくなる。

・ステージ作成の小ネタ
同じ場所にブロックを配置すると、もとあった場所と少しずれた位置にブロックが置かれる。
これを活かすと崖の位置を微調整したり、方眼で1マス単位の超細かい階段を作ることが可能。
ただし、この方法はやたらコストがかかるので先にやっておかないとあとで困る。

・トレーニングモードで最大コンボ数を999にする方法
カスタムステージでマグマ床を利用すると簡単にできる。
ちなみに、マグマ床の配置を工夫すると場外に出ることができない壁に囲まれたステージで作ることが可能。
体力制乱闘に採用すると格ゲーっぽくできる。ちなみにうちらでは流行っており、おススメ吹っ飛び率は1.5倍。

・フィールドスマッシュにおいて1度の攻撃で999%以上のダメージをたたき出す方法
一例を紹介する。以下の条件を組み合わせて敵を粉砕するのも面白い。
キャラクターはマリオ
装備に「クリティカルヒット」「打ち上げ上手」「ハイパースマッシュ」
持ち込みアイテムに「ヘディング強化」「(試したい場合は)悪魔の契約」を入れる。
パラメータで攻撃を補強して1.5倍以上出せるようにしておく(+200で2倍、+100で1.7倍程度になる)。

悪魔の契約でキャラクターを強化(通常ワザ値が1000になるように)し、ヘディング強化を採用したうえで、上スマッシュのフルホールドを行う。すると

上スマッシュの攻撃力はもともと14%程度
打ち上げ上手:1.3倍
ハイパースマッシュ:1.3倍
スマッシュホールド:1.4倍
カスタマイズ攻撃性能:1.5倍(以上)
ヘディング強化:2.3倍
通常ワザ値1000:3倍 (ちなみに必殺ワザ値1000は必殺ワザのダメージが3.5倍になる)
クリティカルヒット:3倍
こうすると火力を70倍以上にすることができるため何もかもを一撃で破壊できるようになる。
フィールドスマッシュの強敵デススカルも当然一撃でKOできる。
実戦で能力がパワーアップし、「悪魔の契約」が不要になったら「オーバーホールド」を使って威力をさらに強化しても良い。

・全CP(レベル9)の行動停止
ポケモン「アルセウス」を出現させると、地上にいるCP全員がその場で待機し何もしなくなる。

・アシストフィギュア「川島教授」の得点権の取り合い
川島教授が登場したときに出現する数字を攻撃して爆発させると、攻撃したプレイヤーに得点権が移るのはご存知だろう。
ある数字XをAが、ある数字YをBが攻撃し、XとYがぶつかって新しい数字Zができたとする。
この数字Zの得点権は「数字XとYにおいて、後に攻撃を加えたプレイヤーのもの」になる。

・アシストフィギュア「リン」の居合い切り高速化
リンは出現した後、一定時間で強烈な居合い切りを放つアシスト。
タイミングは毎回決まっているがタイミングをずらす方法が存在する。
移動床などの上でアシストを召喚し、リンが場外に落ちると溜め時間関係なく即座に居合い切りを放つ。

・アシストフィギュア「アシュリー」の出した空間の食べ物
食べ物をとるとダメージを受けるのはスマ知識にも書いてあるがこれは「マキシムトマト」も含まれる。
カスタマイズの防御を無視した固定ダメージでどの食べ物でも10%のダメージを受ける。

・「バックシールド」のPOWブロック防御
POWブロックの攻撃は地面を揺らして打ち上げるという設定から下からの攻撃に見えるが実際は異なりPOWブロックからの正面攻撃。
このため、バックシールドをつけた状態でPOWブロックを背にしていれば何もしなくても防ぐことができ、地上でも浮かない。
浮いているバックシールドが地面の攻撃を防ぐというなんとも表現しがたい現象なのだがバグではない。

・アイテムを投げたときの攻撃力
打撃アイテムは先端をぶつけたほうがダメージが高くなる。これは根元が強い武器「ファイアバー」も該当する。
アイテムを前後上下に投げたときは、前後に投げるより上下に投げたほうが威力が高くなる。
爆薬箱などその場(下)投げでも前後に攻撃判定が発生するアイテムは特に有効。ある程度のダメージがあれば撃墜も充分狙える。

・「シンプル」でカスタマイズを揃えやすいキャラクター
「シンプル」でカスタマイズパーツを集める際、「自分が操作しているキャラクター」と「対戦のステージのキャラクター」が出やすい。
そのため、WiiU版では対戦ステージの多いマリオ系列や8人乱闘ステージでチャンスのあるドンキーコングやヨッシーなどが揃えやすい。
ちなみに、軍団戦の戦場はロボットが該当する。このためロボットに関してはシンプルにおいて必ずチャンスがまわってくるため比較的集めやすいキャラクターといえる。
【あとがき】
このカレンダー企画を見ている段階で、おそらくスマブラ勢だったり1on1、2on2が好きだったりする人も多いだろう。
ゲームの遊び方は当然人それぞれ。それぞれが自分たちなりにゲームの意義を見出していると思う。
ここでゲームを最後まで遊ぶ意味でもバグを探してみたり、乱闘を楽しんでみたりという促しをしてみたい。
もっとも、バグを探すのはデバッガーの仕事でユーザーがすることではないんだが。
最初にも書いたが筆者はスマブラ勢ではない。だが、古くから接点のある人がいるおかげか今でもスマブラを楽しむことができる。素敵なことだ。

読んでいただきありがとうございました。最後はちゃんとお礼をしよう。


2016年12月19日 23時59分に投稿

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コメント

2016年12月20日 00時21分

You're a god!