「対策したつもりだった」対DD

くそ長文だけどたぶんおもしろい文章書きました。

●登場人物

あいば:筆者。Xからヨッシーしか触ったことのないヨッシー歴8年

だいのすけ:オフ勢。3DSから回り回ってDD1本のカメラマンスマブラー


 DD使いのだいのすけとは3DS最初期からの付き合いだ。Xはエンジョイ程度にやってたらしいが、3DSから本気でやり始めたらしく、ボコボコにしてやったら喜ぶ変態だが、DDの空上が一世を風靡し始めてから今もずっと五分の対戦をこなしている。大会でも何回も当たっていて、ライバルの一人だ。お互いメインキャラのヨッシーとDDを使い続けていることもあり、気の合う仲間でもある。


2015/10/25

からいば宅ガチ10

 https://youtu.be/CPODbXEmeys


2016/1/12

ウメブラジェネシスカップWB2

 https://youtu.be/CPODbXEmeys


2016/1/06

ウメブラ20 LB1

 https://youtu.be/CPODbXEmeys


 俺の対DDは決まっている。ライラットはDDが拒否するので出なくて、こっちは終点を一生拒否する。開幕バナナ出しに対して、バナナに卵を当てて消しつつ接近して近距離での読み合い。バナナ投げは見えないので、バナナ所持DDに対して、プププとか戦場では台下のDDに空Nが当たる高さまで台を降りながら2J空Nですぐ台まで逃げる。この台移動には利点があって、ヨッシーの空中起動ならちゃんと空ダ卵を混ぜれば着地を狩られることがなく、しかも空中でバナナを当てられても全然痛くない。無理をして地対地でバッタをしてバナナを当てられるリスクをおかす必要もない。大きくダメージを取れはしないが、ヨッシーにはNBというガー不技もあるしとても有利な読み合いだ。いかんせん忍耐力のいる作業で、タイムアップのせめぎ合いになったりして、お互いにそこそここのカードは気に入っていた。と思う。

 ここ2年くらいはずっとこの対策を自信もってやってきて、人にも教えた。

①台があるなら台移動を続けてバナナを投げてくれるのを待て。

②村街で台がないときは崖端にいれでば、中距離ならコンボは間に合わない。

③とにかくバナナ投げは見えないのでバナナを持ったDDには付き合うな。

 

  さて、ここ1、2ヶ月で私の最寄り駅でだいのすけがバイトをし始めたらしく、平日にもよくうちにきて1〜2時間程タイマンをするようになった。


だ「今日はあいばさんとタイマンできると思って対あいば考えてきたんすよ〜!」

あ「お〜じゃあ見せてもらおうか〜」


 ガチ10戦をすることになり、選ばれたステージは村街。開幕はいつもの流れ。反転大Jバナナ出し→こちらガンダッシュSJ卵でバナナを消そうとしたがうまく当たらず一度距離を取り、いつものように台に乗り、台降り2J空Nによる牽制を始める。これを10戦もやる長丁場が始まるかと思ったが、その日のだいのすけは違った。空Nをガードするかと思いきや、引きステップでかわしてきた。なるほどおもしろい。この行動には3つ利点がある。


①空Nにガードが間に合わずに当たってしまうことがなくなる。

②空Nは当然届かず、しかもNBも届かないので読み合いを拒否できている。

③時間を稼ぐことで村街の台がなくなり、その時にダメージを稼ぐことができ、ジリ貧で勝てる。


考えたなだいのすけ!じゃあそれに対しておれはどうするか。台があることで逃げ場が増えるなら、台があるうちにできるだけダメージを稼ぐべきだ。おれは台から降りて取るべき間合いを考える。バナナ投げをちょうどしたくなり、かつはじきフリップを見てから引き空前で反確をとれる間合いを取り、バナナ投げに対してのこちらのリスクを減らすためにバッタをし、釣りのためにたまに歩く。さぁこれがおれの新しいだいのすけ対策だ!どうするだいのすけ。


 しかしだいのすけも俺のプレイヤーとしての性格をよく理解している。たぶんバナナを投げるのを待っているのだろうと。だいのすけは大胆にも歩きとバッタ、ステップを使いつつラインを詰めてきた。この選択肢を取られるとヨッシーは圧倒的に不利だ。D掴みを通してライン回復をするのが理想の択だがヨッシーのD掴みはハイパー後隙があるので自信がないと打てない。崖際に行ってバナナからのコンボを拒否しようとしたり、台移動を再度試みるが打点が入らずこの試合はこのまま負け。


いやめっちゃきつい;;

どうすんだこれ。


 インターバルでめちゃくちゃ考えた。今までバナナ投げは見えないと考えてヨッシーの空中機動をいかして台移動を繰り返した。それが根本的に間違えていたのでは?俺自身のスマブラ力もこの2年で上がってもしかしてバナナ投げがもっと近い間合いでも見えるようになってるのでは?しかしこの考えは俺が今まで培ってきた対DDを根っこの根っこから否定する理論となる。


 さて2戦目、勝者側のだいのすけはライラットを拒否。今まで台移動を繰り返すことで逃げてきたバナナ対策。その考え方を根本からぶっ壊すステージ

あ「じゃあ終点で。」


 書くの飽きた。結論を言うとバナナ投げはオフなら思ったより見えましたv今までやってきた対策を否定するのは、積み重ねてきたものを破棄するって意味で勇気がいる選択肢だけども、「対策したつもり」になっていてそれ以上動けなくなる方が成長しない。ふとしたきっかけで自分が今までやってきたことを1度リセットするのも必要なことかもしれない。



2017年5月19日 12時37分に投稿

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