強い立ち回りと読み合いの関係についてちょっと考察(1)

ガノンドロフの強い立ち回りってなんじゃらほいってことを相も変わらず思考・試行しているわけなんですが、最近になって、立ち回りと読み合いはかなり密接な関係にあるんじゃないかと思ってきました。


意味が分からないと思うので具体的に書いていきますが、まず大まかに言いたいこととしては

「読み合いが強いとは、読み合いの択を限定する立ち回りをすること」


というわけです。

これを思い立った理由は「読みがすごい」とかいう発言に対して常日頃というほどでもないですが「????????」という感情を抱いていたからです。

「ほならね?1試合で横スマ5発当ててみなや?」って思います。

もちろんそんなこと誰もできないわけで、読みがすごいというより、相手の行動択を絞らせているから読み勝てるんやろと思うわけです。


話が脱線しましたが、本筋に戻すと、これは立ち回りが適当な場合を考えてみると理解しやすいかなと思います。

立ち回りが適当な場合、読み合いの択を限定していないため読み合いに勝つことができず、読み合いが弱いことになります。

たとえば「相手に近づき、中距離で横スマや下強を一点読みで相手の差込に合わせる立ち回り」があったとします(実際こういう立ち回りを一時期メイトでもしていました)


この場合、相手が差し込んでくるタイミングを予測する要素がなく、また相手は差し込むタイミングを自由にずらすことができます。

従って相手の差込タイミングを予測することができません。


くわえてガノンの技の持続は低身長に当たらない空NA以外精々数F、しかもガードされれば反確のものばかりです。

単に「差し込みのタイミングを予測する」といっても、本当にジャストタイミングでの差し返しが求められるのは間違いありません。


ですからこういった立ち回りは読み合いの択が多すぎて、読み合いに勝つことなどできず、弱いのです(ただ実戦では復帰阻止や癖読みがあるのでこういう立ち回りでもまあ何とかなることもあります)

まあ横スマとかが「たまたま」相手の差込に当たった場合はなかなかデカいですがね。


これは一例ですが、読み合いを限定しない場合には無数の択があるなか一点読みで攻撃を出さなければならず、癖読みなど以外では非常に厳しい読み合いを強いられることとなってしまいます。


では逆に読み合いを限定する場合はどうでしょうか。

たとえば「中距離で大Jと二段Jをしつつ、たまに急降下空中攻撃や透かしからの差込をする」という立ち回りがあったとします。

ガノン使いでは割とよくみられる戦法な気がしますが、この場合相手が差し込むタイミングは「ジャンプをしてから着地した瞬間までの間」のみです。


ですから相手が差し込んでくる場合この間に必ず相手は差し込んでくるわけです。

つまり相手の差込タイミングが何択かに絞られており、このためにそのタイミングの内のどこで相手が差し込んでくるか予測も立てやすいというわけですね。




実際、先述の予測が立たない立ち回りと比較してこの立ち回りはレベルの違う強さを持っています。


まとめると相手の差込タイミング択を絞る立ち回りが攻撃を当てやすく、読み勝ちやすいといえます。

逆にタイミング択を絞っていない場合、択が多すぎて攻撃を当てにくく、読み勝つことができません。


よって筆者は読み合いが強いとは相手の択を絞ることであると結論付けます。

そして読み勝つ=相手をリードするということですから、これは強い立ち回りにも直結することであるといえるわけですね。


じゃあどうやって相手の択を絞っていこうか……ってことを今考えています……

まあそれだけでは理不尽な火力を持つゴリラみたいなキャラにはキャラ対がないから勝てないですがね。

やること多すぎて禿げますね全く。


2018年6月2日 22時30分に投稿

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