前回の日記で回避狩りなどを徹底したいということをいいました。
ということで立ち回りの考察というよりは立ち回り以外の読み合い部分(この言い方が正しいのかどうかは少し悩んでおります)について考えていきます。
で、お題は「心理的状況による択の変化」です。
心理的状況が関係する場面というと、相手に%をリードされているときや、相手が超火力もちの場合といったところでしょうか。
個人的に上記のような場合はかなりプレッシャーがかかったりします。
まあなんでもいいんですが、自分は心理的状況によってプレイヤーの択がどう変化するかということを把握する必要があると考えています。
というのも筆者のスマブラ試合においては頻繁に「相手をバースト帯まで追い詰めたと思ったらいつの間にか自分がやられていた」という謎の現象が頻発するからです。
勝っていたはずなのに負けてしまうということは、どこかで大きく相手の読み合いの択選択が変化し、かつそれにこちらが気付けていないという状況が考えられます。
またこちらの択選択が知らぬ間に変化し、そこをいいように突かれてしまったということも考えられますね。
で、こういうことが起こる原因がほぼ全て心理的状況による択選択の変化によるものだと踏んでいるわけです。
こちらが%をリードしている状況なら、相手はこれ以上状況を悪化させたくないという心理から立ち回りが変化し、逆にこちら側としては状況を維持したいという心理が働き立ち回りが変化するといったところでしょうか。
ということで心理的状況による択選択の変化を把握しようというわけなのですが「心理的状況」という単語が非常にフワフワした単語なので、明確な定義を設けます。
それで、スマブラにおける心理的状況を「攻撃を食らいたくないという心理または何とかバーストにつなげたい、という心理の片方、もしくは両方が過剰になっている状態」とします。
まずスマブラにおいて心理的状況が変化すると考えられる状況を挙げていきます(パッと思いついたものを書いただけなので不足分は結構あるかも)
・相手にだいぶ%をリードされているとき(両方の心理状態が混在)
・相手の%をだいぶリードしているとき(攻撃を食らいたくないという心理がある)
・即死コンを持っている、こちらがバースト圏内といった、むやみに突っ込むと死ぬ可能性が非常に高いとき(攻撃を食らいたくないという心理がある)
こんなところでしょうか。
次にどのように択選択が変化するかを考えていきます。
……考えても思いつかなかったので、サクッとタミスマの動画を見て考えてみました。
恐らくですが心理的状況が変化した際の択選択の変化としては
・ガードやSJ、回避といった安定行動が多くなる
これは攻撃を食らいたくないという心理が過剰になった時に起こりると思います。
攻撃を食らわず、かつ相手にダメージを与えるためにはまずガードやSJ、回避をするのが一番ですからね。
ただプレイヤーによってはガードや回避はほとんどせずに、露骨に一点読みの差込ばかりを繰り返すようになることもあります。
まあそういうのはガチ部屋レベルのプレイヤーなので、メイトのプレイヤーを相手にするときは、ガードや回避が多くなることを視野に入れておくべきだと考えます。
また強力な牽制手段(後隙が少なく判定の強い空後を持つクラウドなどのキャラ)を持つキャラの場合は同様にそれらを繰り返しやすくなります。
そのため相手が攻撃を食らいたくないと考えている場合は、掴みや回避狩り、深い差し込みを増やすのが良いといえます。
なお、どの安定行動が多いかはプレイヤーによるので、そこらへんはてきとうにみきわめてください。
・一点読みの差込が増える
一点読みが増えるというのは何とかバーストにつなげたいという心理が過剰になった時に起こると考えています。
何とかバーストにつなげたいと思ったらとにかくリターンを求めて一点読みをしたくなる心理はまあ当たり前といえるでしょう。
といっても上級者は一点読みの仕掛け方がうまいうえに、ここぞというときに隠し持っていた一点読みの方法をぶつけてきたりするため正面切って対処するのが難しいのも現実。
また安全択を取り続ける様子見をしても、これは一点読みに壊されやすい傾向にあり、堅実に様子見をすることも無駄になりやすいといえます(硬い立ち回りほど似たような行動をとりやすくなる)
そのため相手のこちらをバーストさせたいという心理が強くなった時は、逆に差し込みを増やしてしまうのがいいとかんがえられます。
こうすることによって一点読みに壊されることがすくなくなるからですね。
・着地あばれが増える
何とかバーストにつなげたいという心理が過剰になった時に起こります。
実際タミスマの動画を見てみても、高%時になると露骨に暴れが増えているという現象が確認できます。
そのため相手がこちらを何とかバーストさせたいと考えている際は着地時のあばれを警戒し、常に差し返しの準備をしておいたほうが良いでしょう。
まとめると
・相手にだいぶ%をリードされているとき
→相手は安定行動が増えるので、差し込みを増やす。逆にこちらはあばれが多くなりがちであるため、暴れを増やしすぎないよう意識する。
・相手の%をだいぶリードしているとき
→相手の安定行動は増えるモノの、一点読みなどで強欲にリターンを狙ってることが多い。
着地あばれに注意しつつも、差し込みを増やし壊す。
・即死コンを持っている、こちらがバースト圏内といった、むやみに突っ込むと死ぬ可能性が非常に高いとき
→安定行動が増えがちなので、しっかりと差し込むことを忘れないよう意識する
まあ概していえば、%差が離れているときはあばれを意識しつつ差し込みまくるといったところです。
またこれはぼくだけかもしれませんが、差し込むときワンパターンになりがちなので、差し込みがワンパターンにならないよう気を付けましょう。
というわけで上記の点を意識して試合をしてみることとします。
ちょっと全体的に強引ですが、これはすでに1回同内容の日記を書いてるからで、書いてる途中にスマメイトがログアウトされていて、全てが水の泡になってかなり面倒になっているからなんです……。
※%帯やキャラによって心理的影響を受けにくい冷静なプレイヤーに対してはなかなか刺さりにくいかもしれません。その場合は普通に立ち回りましょう。
コメントはありません。