その3

【第3章・大会と宅オフ】




オフライン大会の存在を知った私は、優勝出来るのでは。などと考えながら初めての大会にエントリーします。






そして当日。場所は新宿。


初めての大会というものに緊張しつつもワクワクしながら私は会場に入りました。




そこには何台ものモニターとスマブラが設置してあり、既に沢山の人が対戦を行なっています。




これがフリー対戦だと後に知るのですが、この時はまだ知らなかったので後ろで眺めていました。




余談ですがこの時の名前は【はるヨシ】では無かったです。








そして大会。正直結果は覚えていません。


ただ、勝った記憶が全くないので恐らく一回戦で負けたのでしょう。とても小さな大会だったのでスマッシュレコード(オフ大会の記録が残っているサイト)にも載っていませんでした。




とにかく周りが強いという事だけが印象に残っています。大会が終わった後も何名かの方達と対戦を行いました。






そんな時、とある方が(個人名は一応伏せます)話しかけてくれました。私と同じヨッシー使いの方です。そして対戦もしてもらいました。結果は惨敗。本当に手も足も出なくてこんなに強いヨッシーがいるのかと思ったのを覚えています。青ヨッシーの有名な人ですね。関東の大会に出ている人ならこれだけでわかりそうです。




大会も終わり帰ろうかと思っている時にこの方が家に遊びに来ないかと誘ってくれました。なんとありがたいことか。神なのか。そんな事を思いながら参加したのが初の宅オフというものです。




これが無ければ今でも宅オフというものに参加していなかったかもしれません。むしろ大会すら微妙なところです。










宅オフとは




宅オフとは個人の方(宅オフ主)が自分の家などを解放して何人かでひたすらゲームをするというものです。スマブラの場合は何台かモニターとWii Uが置いてある事が多いです。据え置きゲームはどうしても場所がないと出来ない為、その会場を提供してくださるとてもありがたいものです。人様の家なので綺麗に、静かに、迷惑のかからないように利用しましょう。










初の宅オフ。正直大会よりも緊張しながら参加したそれはとてつもなく楽しいものでした。雑談を交えながらひたすらスマブラ。対戦相手を変えてはとにかくスマブラ。




強い相手とひたすら対戦したい時にこれ以上の環境はありません。因みにこの日、私は一勝も出来ませんでした。皆さん本当に強いんです。私みたいな弱い相手と対戦してもらって申し訳ないなんて思いつつ、物凄く楽しみました。




しかしその後しばらくは宅オフには行きませんでした。私みたいに弱すぎる相手と対戦して貰うのが申し訳なかったからです。ある程度強くなってから行こうと決めたのです。(本当は強さなんて気にする必要はありません。)










これを機に、私はまず大会に積極的に参加するようになりました。記録に残っている限り一番最初の大会は理科ブラです。この時の一回戦の相手、当時はミュウツー、今はベヨネッタをメインに使ってウメブラなどでも何度も優勝している方でした。当然勝てるわけもなく……。今思うと物凄く貴重な対戦経験です。どうせなら今やりたいですね。






初めのうちは大会に参加しても全く勝てませんでした。予選も基本全敗です。大会に出る方々は本当に全員強いです。しかし弱かろうと楽しいから出続けました。勝てるようになったら尚更楽しいじゃないですか。






記録上、初めて勝利を手にしたのは20175月のウメブラです。勝者側は一回戦で負けていますが敗者側は二回勝ちました。




初めて大会に参加してから一年近く経っての初勝利です。めっちゃ浮かれました。この時大会で仲良くなったヨッシー使いの方が何人かいたので一緒に喜んでいた覚えがあります。良い人たちです、本当に。






勝者側、敗者側とは何ぞや?という方は【ダブルエリミネーション】で検索してみてください。








確かその頃です。再び宅オフに行くようになりました。参加した宅オフは前に参加させてもらったあの宅オフ。再び参加してもやはり殆ど勝つ事は出来ません。それでもヨッシー使いの人とそうではない人にアドバイスを受けながらひたすら対戦です。(実は心の中でこの2人を勝手に師匠と呼んでいました。)




この宅オフの時、前から少し話してもらっていたヨッシー窓に参加しようと思いました。最初に話しかけてくれた方が宅オフ主でありヨッシー窓主でもあったのって奇跡に近い気がします。








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2018年11月30日 22時53分に投稿

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