自分の感覚を信じる

スマメイト通算20試合目にしてようやく勝ち星を拾ったかけだし。

ただ、感覚を掴んだのはその前の試合。ガンガン距離を詰めてくる相手に対して、僕はブーメランを使う隙を見つけられないでいた。

某リンク使いのMさんは空ダを多用する訳でもないのに目の前の相手にブーメランをばんばん当ててコンボしている。恐らく読みとぶっぱの差だろう、僕の場合は尽く発生を潰されてまさにボーナス状態だった。

そして途中から、僕はあれこれと考えることをやめた。

無理にブーメランを振りまくるのではない。かといって爆弾を取り出すでもない。勿論弓も違う。リンクが初めから手にしていた、マスターソード(とブーツ)に頼ったのだ。

自分はセンスがある方でも、反射神経がいい方でもない。それでも、FE剣士達と剣で語り合ってきた経験がある。近接技のみに神経を集中させて、その間合いでの読み合いを重ねてきた。下手に飛び道具に意識を割くよりも、気持ち反応速度も上がった気がする。だが、当然それだけでは白星に届かない。

だから今回は、完全に相手の間合いから外れた瞬間に飛び道具を解禁した。近接技に絞って間合いを管理して、相手の反撃が間に合わない場面でのみ立ち回りを切り替える。これならば、不器用な自分でも混乱することなく戦える。深く考える必要はない。相手の技や立ち回りを戦いながら分析するのではなく、単純に「この状況はなんかヤバそう」的な感覚を信じて飛び道具を封印するだけだ。

勿論限界はあるだろうし、絶対振らないよりは選択肢の一つとして入れておいた方がいいだろう。ただ、自分のレベルでは戦いながら立ち回りを考えたとしても良い結果に繋がるレベルに至っていない。ならば今は、基本をしっかり身につけて経験を重ねる段階だろうし、自分の感覚を信じてそれが結果に繋がれば、自信もついてくることだろう。

スマメイトで負けを重ねる中で、どうやら初心を見失っていたようだ。リンクに惹かれたのは、飛び道具が豊富だったからじゃない。僕が使いたかったのはただ一人、あらゆる距離に対応できる剣士だったからだ。

まあ、遠距離で待つ相手にはひたすら飛び道具放り続けるってことなんですけどね。どっちつかずで被弾したり自分から突っ込み続けるよりはマシでしょう。


2019年2月24日 17時52分に投稿

お気に入りしたユーザー

コメント

コメントはありません。