反射と思考をドッキング

スマメイトを始めて通算50戦に到達した。

最初の頃と比べると日記で浮き彫りにした欠点を意識しながら戦えているので、何となくで戦うことはだいぶ減った。

ステージ上の有利不利な立ち位置を把握しながら押し引きするようになったし、%に合わせて立ち回りも変えるようになった。

コンボを食らっても焦らなくなったし、むしろストック先行された方が落ち着いて戦えるくらいにはなってきた。

体一つで強引に飛び込むことも減って、爆弾やブーメランを使って相手を崩すことを意識できるようになった。

他に気になる点といえば、小ジャンプ、ガーキャン、受け身などの細かなミスや、悪くはないが最適ではない甘えた技の選択を洗礼させていくことだろう。

技術的に未だ未熟な点を踏まえても、今まで気にならなかった、気にしてもいなかった部分を改善してきたことで、間違いなくスマメイト登録以前よりもマシになってはいるはずだ。


なのだが、未だに低レート帯でもだれかとでも勝ちきれずにいる。

一体何が足りないのか。


思い当たる点としては、自分のやりたい事だけに意識が向いて、本当の意味で相手を見ていないのがいけないのだと思う。

例えば下強の次は空前を当てたい、ガードでお見合いしたら解除のタイミングに上Bを当てたい、ステップ合戦から掴みを通したい、後ろに回った相手に上強を引っ掛けたい、ガーキャン掴みをその場回避で避けたい、などなど。

相手は肉入りなのに、こちらの動きは対CPUの時と同じだったということだ。

今日対戦した方に「読みを通された」と褒められたが、それは違う。自分のやりたい事が、たまたま相手と噛み合っただけ。相手が誰でもどんなキャラでも、殆どの場合同じ状況で同じ行動を取ってしまう。

だからこそ、ハマった相手には勝てるが、見抜かれた相手には終盤に対応されて負けているのだろう。また、何に対しても同じ立ち回りなので、苦手なキャラは誰に使われても同じやられ方をしている。

読みでもなく感でもなくひたすら手癖で動いているような状態だが、半端に立ち回りを意識し始めていたために、より狭い範囲に焦点を当てられなかったのが原因だろうか。


これに関しての最終的な目標は、反射に頼らず一挙一動に意味を持たせた動きをすることだろう。

しかし、そこまでやると今度は試合展開に思考が付いていけなくなる。

現状の妥協案としては、基本は反射に任せてキャラを動かしつつ、試合の中で気付いたことを頭の片隅にメモっておくくらいだろうか。同じ手法で何度もやられたりしないよう、メモったことを可能な範囲で立ち回りに反映させていく。少なくとも、思い返したら全然脳みそ使っていなかったような試合はやめにしたい。

闇雲に突っ込まず、スローペースなくらいに時間を使って、相手の情報を少しでも引き出せるようにしていきたい。


2019年3月3日 16時30分に投稿

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