小学生僕「強欲な壺って弱くね?」

強欲な壺…デッキからカードを2枚ドローする(五七五)

小学生僕「は〜、つっかえ(デッキからポイ)」


これの強さを完全に理解したのは、スマホでカードゲームに手を出してからだった。

手札はパワーだよ(正論)

場がどんな状態だろうと、手札が0ならその後は完全に運任せかつターン毎にカード1枚分の対応しか取れないわけだ。

スマブラもこれと同じで、いかに手札を増やすかが勝敗を握る鍵となる。


例えばダメージ優秀でバーストもできるリンクの空前がある。

しかし空前だけ振り続ければ勝てるかというとそうではない。

ひたすら小J最速空前で飛び込むだけでは、操作も覚束ない初心者にしか当たらないだろう。ガードボタンを押せばそれだけで防げるし、スティックを倒すだけで避けられるからだ。

ではどうするのかというと、空前を当てるための手段、手札を増やす。

ブーメランや下強下投げからのコンボ、引きステップ読みで突っ込んで振る、大J読みで空中に置いておく、復帰ルートに置いておく、急降下して2段目だけ当てる、などなど。

様々な手法で空前を当てられるとなれば、相手は完全に空前を拒否することはできなくなるだろう。その都度読み合いが発生し、読み勝てば晴れて空前をぶち込む事ができるという訳だ。


以前に全ての技がバースト技だと書いたが、今回はそれとはまた違う。

ある技を当てた後の展開に主眼を置いたのが前回の話で、今回の話はその技を当てる前の話だ。

例え全ての技がバースト技だとしても、全ての技が当たらなければどうしようもないからだ。

その為には、弱一つとっても常に複数の当て方を意識する必要がある。

別に崖捕まりの2Fに当てるとか、そこまで難しく考える必要はない。

ある漫画で飛び込み、返し、フェイントの三竦みの考えを聞いた事がある。

要するに最速で放つ攻撃は回避やガードからの反撃に弱く、回避やガード相手には攻撃するフリが強く、攻撃するフリだけしてる奴には最速の攻撃が刺さるという訳だ。

三竦みの基本を抑えるだけでも3通り。スマブラでは必ずしも同じとは言えないが、一つの目安にはなるだろう。その上でそれぞれ工夫を凝らし、相手の意表をつく差し込み方、ガーキャンや回避のタイミング、裏のかき方などを見つけていけば無理なく手札を増やしていける。


攻撃をいかに当てるかなんて最初に考えるべきだったかもしれないが、今の今まで具体的な問題として認識できていなかったのだから仕方ない。

今日は生まれて初めてガチ勢と通話しながら対戦したのだが、自分が思っている以上に行動パターンを読まれていた。そこで指摘されて初めて、自分の手札の少なさを意識させられたのだ。

今まではどうしても最速最短な行動ばかりしていたが、フェイントが無いなら対処は容易かった筈だ。これからは敢えて最適ではない選択肢も色々試して、使える手札を増やしていきたい。そうすれば、最速最短な行動も再び生きてくる。

まずは当てる技か当てない技か、そこを意識して振っていきたい。中途半端に技を振り、相手に当たらず目の前で隙を晒すのが一番良くないだろう。同じ技でも意味を持たせた振り方をしていきたい。


まとめると、「フェイントが分からないのは草」状態だったという話。


2019年3月8日 22時19分に投稿

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