身体に教えてもらう(意味深)

リンクの強みを教わるには格上リンクにボコってもらうのが手っ取り早い。

ここ最近は脳内シミュレーションやトレモばかりだったが、やはり実戦は空気が違う。

ミラーマッチという言い訳できない状況下で、リンクというキャラの性能をとことん見せつけてもらってきた。


まず厄介だったのはブーメラン。

ただし馬鹿正直に連打するのではない。

直撃なら空前コンボ、ガードすれば掴み、避ければ絶妙な軌道で戻ってきて動きを阻害する。

追撃できない位置でガードや相殺された場合でも、自分のように慌てて次弾を放つのではない。

相手の意識を逸らすためか、ステップで様子見したり爆弾を取り出したり。

そして見事に意識が釣られたところでまたブーメラン。

兎に角回転率だけを求めるあまり、ピッチングマシーンの如く見え見えのタイミングで放っていた自分を反省した。


次に脅威に思えたのは爆弾だ。

最近は投げて即起爆か掴みに行くくらいしか使っていなかったが、敵に回すとステージ上に残った爆弾がいかに嫌らしいか改めて思い知らさせられた。

自分も少し前はステージ上に残したり色んな飛ばし方を試していたものだが、いつの間にか無難な手ばかりに固定化されていたようだ。

そして即起爆もお見事だった。

相手が地上で警戒しているところに投げ込んでも効果は薄い。

狙いは空中や技硬直。相手の動きが制限されてガードも使えないその瞬間だ。

爆弾は精製に隙があるが、投げモーションからの起爆はあっという間。

ブーメラン同様、いかに前隙をカバーして使える場面を増やせるかが重要に感じた。

どうしても不慣れさから無難なブーメラン連打に逃げてしまっていたが、どちらも併用してこそ相手を動かせる弾幕になるのだと再確認することができた。


次の反省ポイントは自分の癖に依るところも大きい。

着地硬直を狙われて、延々と掴み下投げ上強空前を通されまくった場面だ。

リンク自体のコンボ耐性の無さもあって序盤にバカスカ決められていた。

そもそも序盤の下投げ上強が確定なのは自分がやって百も承知な筈だ。

それを必死にずらしや空中回避を試みて、その結果着地を狩られて何度もループ。

やられてる時は逃れようがなく思えるが、やる側の視点で見直せば幾らでも手はあった。

ギリギリまで我慢して、確定から逃れたところで空中Jと回避と空中攻撃と急降下で読み合いに持ち込めた筈だ。

なんなら全力で崖外まで逃げてもいい。

コンボがメンタルに効果抜群なのは今に始まったことではないが、緊張も解けていたにも関わらず解答に辿り着けなかったのは残念無念である。


最後はやはり空前に尽きる。

自分の立ち回りにも問題があっただろうが、空Nの迎撃に空前を先に出されてボコボコにされた。

対戦後にも指摘されたが、差し込みが少なかったとのこと。

逆にこちらはブーメランや爆弾を展開されて動かされた先に空前を差し込まれた形だ。

自分がガン攻め(というか飛び道具縛り)すると易々と迎撃されていたが、適切にブーメランと爆弾を使えば、リンクの機動力でも飛び込めることを教えられた。


10戦弱やって全敗かつ3タテもチラホラやらかしたくらいには差を付けられていたので反省点は探せばまだまだあるだろうが、まずはブーメランと爆弾で攻めのパターンを増やして剣で差し込む択も頭に入れておく辺りを気をつけて行きたい。


ボコボコにされてると錯覚するが、だれかとならちゃんと勝てるのでスランプや不調ではない。

地力を上げれば同じキャラでもここまで差を付けられるし、その人達でも雲の上の存在がいる。

スマブラに限らず対戦ゲームの奥の深さって凄いなって思いましたまる


2019年3月14日 22時29分に投稿

コメント

コメントはありません。