「この技は判定が強い」とか「この技は判定が弱い」とかいう表現をよく聞きますね
判定が強いってなんなんでしょうか?
検証もリファレンスもないですが、僕のイメージを説明したいと思います
目次
1. ゲームにおける時間
2. 攻撃の仕組み
3. 判定とはなにか
1. ゲームにおける時間
現実世界における時間はともかく、ゲームにおける時間は離散的です
1秒は60に分割され1F(フレーム)(= 1/60 s)が時間の最小単位となっています
つまり、移動などの一見なめらかに見える画面の描画は、1F単位で画面が書き換わって表現されている、いわばパラパラ漫画なわけです
2. 攻撃の仕組み
普段、ファイターの体全体(剣などを除く)は食らい判定となっています
そして攻撃技を出すと、その周り(攻撃を出した身体部分を含む)に攻撃判定というエリアが覆います
そして、1F毎に世界を動かしていって、攻撃技が相手の食らい判定と重なったら、攻撃が成立し、相手にダメージと吹っ飛びを与えることができます
3. 判定とはなにか
ここで、攻撃技同士がぶつかることを考えます
最初はお互いの攻撃判定は重なっていませんが、いずれ重なります
この時、相殺ということが起きたり起きなかったりします
具体的には、技によるダメージの量であったり技の性質であったりなどによって、相殺したりしなかったりします(詳しくは調べれば簡単にわかります)
そして、相殺しなかった場合、「どちらかの攻撃判定のみが相手の食らい判定にあたる」、もしくは「お互いの攻撃判定がお互いの食らい判定に同時に当たる」のいずれかが起こります
これこそが判定です
すなわち、「自分の食らい判定よりどれだけ長く攻撃判定が出ているか」ということこそが、技の判定の強さというわけです
例えば拳であれば、多くの場合それほど大きく攻撃判定は出ていないでしょうし、剣などの武器(いわゆる武器判定)であれば、判定の強さは圧倒的です
また、クッパの空後などのように、攻撃中の体の一部の食らい判定がなくなる、いわゆる無敵(部位無敵)があれば、技の判定は通常のそれよりも強くなるでしょう
以上が技の判定です
これがわかったからなんだということはありませんが、知らないよりは知っていたほうが、行動の選択を理知的に行えると思います(例えば、剣の攻撃に拳や足で挑むことが絶望的だったり)
そんなところで記事を終わります
サムスのくううえ