「読む」ということ

速い攻撃を差し込むというよりも、相手の行動を予測して攻撃を置いておく、いわぬる「当て感」が必要だと常々思う。

というか、発生隙の長い技は置いておかないとまず合わせられないので、読むしかない。こればかりはどんな超人的な反応速度を持ってしても、技のフレームは変わらない。一流のアスリート並みの反射神経を持っていてもスマッシュの発生が早くなるわけではない。


せっかちな性格ではないと思うのだが、大概の場合に僕は最速行動読みをする。


ただし、最速行動読みはタイミングをずらされるだけで簡単に空振って隙を晒す。つまり「何もしない読み」が出来ていないことが最近になってようやくわかった。


小難しく書くと、共時的な択に通時的な択を組み合わせることが出来なかったわけだ。例えば、崖狩り展開の際、相手が常に最速行動を取ってくる前提で、ジャンプ上がり読み空前を置いていたとする。外れると次は回避上がり読み、次はその場上がり読みをする。何度もやっていると流石にわかる、「タイミングをズラせば当たらない」という事を。情報アドバンテージを撒き散らしていれば当然のことだ。攻撃モーション終了直後ならどの択でも通る。実際に何度も、安全にステージ上へ帰してしまった。

これからは、ジャンプ上がり、その場上がり、攻撃上がり、回避上がりに加えて、「しばらく崖につかまったままでいる」という事が択の1つになるということを意識していこうと思う。その上で、対応策を考えねばならない。







2019年6月19日 04時25分に投稿

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