読みというものについて

よく耳にするスマブラ用語として「読み」というものがあります。上位勢同士の崖際の読みあい、見ていてとてもハラハラしますよね。

今回はこんな読みについて、多くの人が勘違いしているであろうことをここに書かせていただきます。


私自身レートが他の人と比べると高い方なので、結果を残せていない人と対戦するとよくこんなことを言われたりします。

「やっぱ読みがすごいなぁ  読まれてるなぁ」

Twitterのタイムラインなどでもよく

「もっと相手を読んでいかなきゃ上にはいけないか」

って言ってる人がいます。これを読んでいる人の中にも、こういったことを考えたことがある人もいるのではないでしょうか。


しかし私はこれらの人たちが1700~の舞台に立てない理由は読みではないと思うのです。


読みというものはまずなんなのでしょうか。

相手の動きを先に予知して先に技を置いておく、これから相手がするであろう行動を狩るために先に動く。これが読みです。

これはとてつもなく難しいことで、並のプレイヤーではまずできません。私ですらこんなこと考えたこともありませんし、そうそう出来ません。


では1400~1500に足りないものとはなんなのか、それはズバリ操作精度とキャラ理解です。

操作精度というのはそのままの意味です。操作の精度を高められていないということです。

確定のコンボを100分の100入れられない、復帰をミスって帰れなくなる、もしくは頭が飛び出るなど思い当たる節はありませんか?

もっと抽象的なものであれば、出したい技を出したいところで満足に出せない、などです。

キャラを自分の体のように自由に動かせるようにならなければ、まずお話になりません。

たとえ読みがたまたま通ったとしても、読んだだけでは相手に%は入りません。そこからの操作を結びつけていかなければならない、結局一番大切なのは操作精度なのです。


次にキャラ理解です。

似た言葉にキャラ対策というものがありますがこれは違います。自分のキャラへの理解が足りないのです。

自分の使っているキャラクターの得意な撃墜%がどこなのか、どの技で撃墜できるのか、自分のキャラの技のリーチがどれくらいなのか、そしてどの技をどこで打つのが強いのかなどです。

その逆もしかりで、どこが弱いのかも分かっていなければ使いこなすことはできません。キャラの強み弱みを十分に分かっていない時点で、読みなんてものを習得するのには早すぎるのです。


そもそも読みは教わったり練習したりするものではないと思います。

キャラを自由に動かせるようになり、

コンボを無意識にでも当てられるようになり、

脳死でもある程度立ち回れるようになってから、

ようやくそこから自分のキャラ以外へ意識を向けられるようになって、徐々に、“無意識”に読めるようになっていくものです。

そこに培ってきた知識からキャラ対策などを組み込ませることによって、より洗練されていくのです。

だから結局は操作精度とキャラ理解、この二つが満足にいっていない間は、読みに手を出すのはとんだお門違いということです。


これと似た者として崖を見てから狩る、というものがあります。

これも同じことで、操作精度がバッチリでなければまずできませんし、秒未満の世界で見てから動くわけですから考えてから技を置いているようではまず無理です。


いま自分が極めると決めているキャラクターを腐るほど触り続けてください、これが私がこの日記で言いたかったことです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。




同じく私が書いた日記として

【VIPでは勝てるのにメイトでは勝てない人によくあるつまずき

という日記がありますのでそちらもあわせて読んでみてください(*^^*)


(書いた人   とらさん/アイク使い   スマメイト2000経験者)



2020年3月31日 12時04分に投稿

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